今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2015年04月24日

高江昆虫観察会2015春!

アキノ隊員から昆虫観察会のご案内です。
連休は高江の森に遊びに来ませんか?




 日にち:2015年5月2日(土)、2015年5月4日(月)
 集合場所:高江共同売店
 集合時間:午前10時半
 参加無料 雨天時中止

 お申込み:受付係 比嘉 takae6464-gw2015@yahoo.co.jp
 (参加希望日の二日前まで)


 詳しくはチラシを読んでね。


アキノ隊員のブログもチェック!
http://akinotaiinnorinshitaiken.ti-da.net/e7483708.html

  

Posted by 高江イイトコ at 18:55やんばるの自然イベント情報

2015年04月23日

軍隊と暮らしとの境界線


「高江ヘリパッド区域の境界確認/防衛局、明示へ」『琉球新報』2015年4月23日21面。

 22日、防衛局が、提供区域の境界を確認する作業に来ました。前回、「こっから入るな」といわんばかりに適当に引いた線が、いい加減だったからです。
 場所はN4地区の座り込みをしていたところです。自ら調査した結果の自然度の高さよりも米軍の都合を優先して位置を決定し、反対の声を無視して暴力的に工事を進め、赤土流出や崩落の問題も引き起こしながら工事を完了し、オスプレイ訓練に係る規制も無策のまま手放しで、土地の返還もなしに国が勝手に「先行提供」した、あのN4地区です。
 高江の集落から最も近く、本島を1周する道の一部である県道70号線の真横にあり、容認した後になって視察に来た前知事が「こんなに近いのか」と驚いていた、「国策には逆らえないので仕方が無い容認するほかない」と思い込んでいる人たちでさえ場所を変更して欲しいと望んできた、N4地区です。
 もはや米軍の訓練に提供されて工事予定地ではなくなったので、LZ-17という米軍の施設として呼ぶべきなのかも知れません。しかし高江村議会が全会一致で訓練禁止を決議したところです。
 北部訓練場は広大でフェンスのない訓練場ですが、この場所には有刺鉄線のついたフェンスとゲートで「入り口」をわざわざ造ってあります。さらにその手前のところに県道と提供区域の境界線を引こうとする沖縄防衛局の意図とは何でしょう。米軍を守って住民のほうを排除する意図があるからに他ならないでしょう。
  

Posted by 高江イイトコ at 15:59ヘリパッドメディア掲載県道70号共同使用

2015年04月22日

村長選挙、お二人が立候補を届け出との報道、島ぐるみ会議の事務所

なにしろ辺野古でも高江でも全方位に闘ってきた博治さんの闘いですから、力いっぱい応援していますよ!このメッセージ届くかな。

さて。村長選挙について、今朝の新聞で立候補の届け出の報道がありました。
両候補のプロフィールや主張などがそれぞれ記事にまとまっています。
東村21日現在の有権者数:1528人(男性841人、女性687人)

「伊集、當山氏一騎打ち/20年ぶり東村長選」『琉球新報』2015年4月22日1面。


「伊集・當山氏届け出/東村長選、26日投開票」『沖縄タイムス』2015年4月22日2面。



そして、島ぐるみ会議が事務所を開設したという記事を眺めていたら・・・。
「島ぐるみ会議事務所を開設/那覇スタッフ常駐」『沖縄タイムス』2015年4月22日26面。

「今後は辺野古や東村高江のヘリパッド建設に反対する拠点とする。」

おお!「高江のヘリパッド」の一言が含まれています。これまでも集会にバスで沢山の人を連れて来て下さっています。有り難うございます。
事務局の住所は、那覇市泉崎1-9-7-201 問い合わせは 098-943-9830 だそうです。
FBはこちら https://www.facebook.com/shimagurumi


  

Posted by 高江イイトコ at 12:33ヘリパッドメディア掲載東村

2015年04月21日

村長選挙、いよいよ告示という報道

両紙ともに見出しに「一騎打ち」のことば。
この記事の周囲にはとても重要なニュースが沢山でした。
世論調査のこととか、自らの公約に違背する軍港移設受け入れを表明した浦添市長のこととか。
一票を投じる意味を大切にする政治をこそ、次世代に伝えるのが大人の責任じゃないかと思います。
投票する人も、立候補する人も。

「東村長選、きょう告示/一騎打ちの公算大」『琉球新報』2015年4月21日2面。



「現職と新人一騎打ち/東村長選きょう告示」『沖縄タイムス』2015年4月21日2面。


  

Posted by 高江イイトコ at 21:23ヘリパッドメディア掲載北部訓練場東村

2015年04月20日

村長選の記事です

村長選挙の報道です。全国の自治体首長選挙で無投票のところが多かったとか投票率が低かったというニュースを見るにつけ、今回の東村村長選挙が20年振り、SACO合意以後初めての投票となることの意義が判ります。投票で住民自治の声を政治に届けることがとても大切だとしみじみ思います。投票しましょーう!

「東村長選/伊集、當山陣営が総決起大会」『琉球新報』2015年4月19日第3面。



「立候補予定者に聞く」『琉球新報』2015年4月19日27面。
「伊集氏は、米軍基地の返還は『SACO合意に基づく米軍基地の整理縮小が現実的だ』と述べ、移設計画を容認する。小規模自治体のため、基地関連の補助や交付金などで施設や水道整備が進められた部分もあるが、米軍機の騒音や訓練の安全対策は国に要請し続ける考えだ。オスプレイの配備は『安全性が確認できるまで反対だ』と述べた。
 當山氏は、北部訓練場全体の訓練停止と即時返還を政策に掲げる。『米軍が運用上必要とすればわれわれは何もできなくなる』と指摘する。ダムのある県民の水源地で行われる演習に村が関知できず、住民の安全を脅かす事故の懸念も拭えないという考えだ。オスプレイの配備にも反対。『返還されれば、大規模な観光資源になる』と訴えた。」




「ヘリパッド初の争点に/東村長選まで1週間」『沖縄タイムス』2015年4月19日2面。



「26日東村長選/2候補者に聞く」『沖縄タイムス』2015年4月20日2面。
「高江囲むヘリパッド/集落の住民ら反発」『沖縄タイムス』2015年4月20日2面。
1996年12月のSACO合意のその後の経過が年表になっています。

「伊集盛久村長は07年4月、ヘリパッド建設反対などを公約に無投票で初当選。しかし同年6月「予定地の変更は難しい」と建設容認を村議会で表明した。
 6つのヘリパッドのうち、最も集落に近いN4地区の2カ所は今年1月、日米合同委員会で米政府への提供が決まった。訓練場の過半返還より先に運用が始まり
オスプレイなどの米軍機が訓練している。」




「辺野古ノー伝えて/知事・首相会談/県内関係者、期待の声」「『全国世論に訴えを』北部」『琉球新報』2015年4月17日29面。
ヘリパッドいらない住民の会から現さんの「平行線になっても、県民の思いをしっかり伝えて」というコメントが載っていましたのでご紹介しました。

  

Posted by 高江イイトコ at 19:41北部訓練場東村

2015年04月14日

昨日の抗議/60年代ベトナム村の記録

「高江着陸帯中止を/4団体、防衛局に抗議文」『琉球新報』2015年4月14日。

 昨日、住民の会、琉球諸島を世界遺産にする連絡会、高江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会、沖縄生物多様性ネットワークの連名で、防衛局への抗議文を出しました。絶命危惧の野鳥たちの営巣の季節には建設工事を控えると、自分達で約束しておいて簡単に反故にするような組織ですから。そもそも、オスプレイの激しい訓練に対して無策のまま放置している組織ですから。自然保護など期待できるはずもないわけで。
 ただ、保護を期待できない以上に、オスプレイの訓練が野鳥に対する攻撃・破壊になっていることを、黙って看過するわけにはいきません。まもなく8年間となる座り込みを続けた期間に、つまり米軍ヘリの利用が殆どできなかった期間に、N4もN1も本当に頻繁にノグチゲラの姿を見かけるようになっていました。座り込みに参加した多くの皆さんが体験していると思います。個体数の激減している絶滅危惧種の天然記念物を保護するのは、国の責任ではないのでしょうか。
 辺野古のサンゴが巨大トンブロックで破砕されているように、オスプレイの低空飛行・地形飛行で森と動物たちが押し潰されています。写真にとらえることが難しいやんばるの危機も多くの皆さんに知って頂きたいと思います。


「『ベトナム村』内部写真発見/60年代、米軍北部訓練場/沖縄の実態語る資料」『琉球新報』2015年4月14日1面。

 北部訓練場に存在した「ベトナム村」のことは、当時、ジャーナリスト知念忠二さんによる人民党機関紙の報道で明らかにされていたのですが、共同通信の記者も同じころ、基地内での取材撮影をしていたことが判明したそうです。1面に大きく出ていました。


「『まさか、こんな施設が』写真撮影横堀さん住民隣接の光景驚く」『琉球新報』2015年4月14日33面。

 米軍側の許可を受けての取材だったようですが、当時、記事として報道されたのかどうか、今日の記事だけを読んでも判りませんでした。人権連盟のボールドウィン氏の来沖や伊江島の銃剣とブルドーザの土地収奪を報道した人でもあったとあります。ベトナム村のことは、ヘリパッド反対の座り込みをするなかで、忘れてはいけない過去として、改めて想起した事実。しかし、現在もなお、訓練場のなかには「第三世界村」なる疑似「現地集落」があって戦闘訓練に利用されていると聞きます。集落や住民を巻き込むことを予め仮定して「敵」を想定した訓練が行われている、そのすぐそばに現に住民の暮らしがある。森も鳥も人間も小さな命を大切にしながら生きたい、命を奪う軍隊とはこれ以上共存したくないです。

  

Posted by 高江イイトコ at 20:07メディア掲載北部訓練場

2015年04月13日

ヘリパッド問題、村長選挙の争点に

「伊集氏容認堅持/當山氏反対姿勢、ヘリパッド初の争点へ/東村長選21日告示前哨戦に突入」『琉球新報』2015年4月13日2面。

タイムスさんに続いて、新報さんでも、20年振りの村長選挙についてまとめ記事を報道してくれています。これまでの流れなど判りやすいと思います。

先日、テントを来訪された方が石川県珠洲市高屋地区のことを紹介してくれました。
28年間の長期に及ぶ関西電力の立地計画押し付けの後にも、原発を作らせなかった場所。容易なことではなかったはず。高江と一文字違いの場所。学ぶことが沢山あると思います。  

Posted by 高江イイトコ at 15:26メディア掲載つながっていることくらし

2015年04月06日

清明節のやんばる



 清明節の日、やんばるの森は朝から深い霧に覆われていました。N1も真っ白に包まれて穏やかな空気で満たされました。あらゆる種類の鳥の声が溢れていました。蜘蛛の巣も水滴の飾りをつけて、いかにも佳い夢がひっかかっていそうです。
 こんな濃霧の日を繰り返しながら、つやつやの緑が湧き上がってくるような新緑のやんばるの森に生まれ変わります。
  

Posted by 高江イイトコ at 01:55やんばるの自然

2015年04月03日

佐久間さんの一周忌



佐久間さんが亡くなられて1年になります。

座り込みが始まった当初から24時間、ずーっと佐久間さんがN1を守ってくださったから、今まだ残りの4つのヘリパッド が出来ていません。

今年の1月19日にあった集会に、N1にいままでにない500人を越える人が集まり、佐久間さんにこの様を見せたかったと強く思いました。

佐久間さんが亡くなられてからずいぶんとたったような気がします。それだけ佐久間さんがいない、という事実が重いのだと思います。


日時 4月7日 午後一時から
場所 何我寺(ぬーがじ) 読谷村波平。知花昌一さんのお寺です。

※高江N1座り込みテントでも14時からおこないます。

ご参列のほど よろしくお願い申上げます。

  

Posted by 高江イイトコ at 18:29座り込み

2015年04月02日

やんばるを守る大切な選挙、再び。

「ヘリパッド容認と反対/20年ぶり東村長選へ」『沖縄タイムス』2015年4月2日19面。
「伊集氏は『移設場所の変更は難しい』とした上で、『安全面の確保、騒音については、住民生活環境の保全に最大限配慮するよう沖縄防衛局に要請する』と主張する。
 一方、當山氏は『訓練場が村面積の41.5%を占める』として、永続的な資源の保護と活用のため、ヘリパッドを含む村内の訓練場全体の閉鎖・返還を求めている。」

「選挙がなければ、住民が政策や議会運営の在り方などを吟味できない」
「人口減少の課題などから全国的に地域活性化が重要となっている今、住民が主体となって村政の在り方を考えるいい機会になるのでは」
キラキラ 
との琉大の波平先生の談話が載っていました。

 東村の北端に位置する高江は160名程度の小さい集落で、日本から遠い沖縄>沖縄の北部>東村の北の端っこという、3重の辺境にあって、代表政治から疎外されて苦しんできました。高江区のヘリパッド反対決議を無視しないで下さい。高江を抜きにして高江のことを決めないで欲しいです。
 SACO合意から19年間、沖縄の地域の活性化や豊かさは、「ハコモノ建設に偏重した開発」のみのことだとすり替えられたうえ、基地の受け入れと交換条件であるかのように歪めて押し付けられてきました。選挙のたびに大型の「誘致」話が出て来て基地についての率直な声が黙らされ、地域で暮らす人たちが分断される構図。でも、昨年の名護市長選挙、知事選挙、衆院選挙と選挙の度に、そんなやり方はもう駄目だよ!との意識も高まってきたはず。ところが、USJの話が飛び出してきて、唖然・・・。


「菅氏、東村副村長と面談/USJ誘致協力要請で」『琉球新報』2015年3月28日2面。
「東村の金城紀昭副村長らが26日に首相官邸で菅義偉官房長官と会談し、伊集盛久村長がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の誘致を4月の村長選の公約に掲げる意向を伝え、誘致への協力を求めていたことが明らかとなった。
 菅氏は翁長雄志知事との会談には応じていないが、関係者によると県選出の自民党国会議員が仲介し、東村郷友会顧問の仲泊弘次東開発会長も同席した。」

「県選出の自民党国会議員」とは、どなたのことでしょうね(衆院の小選挙区では自民党の皆さんは落選したので、「地元」を代表しているのかどうか、よく判りません)。防衛省と東村長に絡んでこういう「会談」が持たれると、あのときのニュースをいつも思い出します。
「『超党派で実現を』辺野古移設で中谷氏、容認派と面談」『琉球新報』2011年11月6日。

  

Posted by 高江イイトコ at 13:39座り込み以外でできることメディア掲載