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No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
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2011年03月18日

高江ヘリパッド建設工事の現状について

赤嶺政賢衆議院議員は3月11日(金)午前、沖縄防衛局が昨年末再開した東村高江へのヘリパッド建設工事の現状について、防衛省の担当者を呼び、説明を聴取しました。主な内容を以下の通りご報告致します。

○昨年12月22日から2月28日まで工事を行い、3月4日に建設機材の搬出を行った。

○N4地区については、①一つのヘリパッド(同地区で二つのヘリパッドの建設を予定)について、土砂流出防止柵を設置した。工事に伴う土砂の流出を防ぐためのもので、着陸帯(直径45m)の円にそって全体に高さ50cmの板を立て、板の間には土のうを入れる(=板柵)。着陸帯は土地を造成して平坦にする必要があるが、造成工事(=土工事)は行っていない。
②着陸帯の外周には幅15mの無障害物帯(直径75m)を設ける計画だが、障害となる気を切り倒したところでは、この円にそって、高さ3mの防風柵を設置した。細かい網の目のネットで果樹園の青いネットのようなもの。着陸帯とむ障害物帯の設置によって風通しが良くなり、急激な湿度変化で生態系に影響が出るのを防ぐため。

○N1地区については、工事用道路の整備を行った。もともと使っている道路があり、それを工事用のダンプや資材を入れるトラックが通行できるようにする。砂利を敷き、一部幅を広げることもある。県道からN1地区までの約2kmの整備を予定していたが、
どこまでできたかは把握していない。おそらく1kmはいっていないと思う。

○N4地区もN1地区も請負会社は同じ。契約の内容は、N4はヘリパッドの完成まで、N1は道路の完成までだが、円滑にできなかった部分がある。いままでもやってきているが、工事の進捗状況にそくして契約の変更を行うことになる。もともとの契約金額はN4とN1を合わせて1億6000万円。

○環境モニタリング調査については、N4地区は1回移植している。平成19年度だったと思うが、アセスの中で貴重種と指摘されたランなどの植物を移植させ、一旦終わり結果も出ているが、今行っている者は整理しているところ。N1地区では、道路部分をやっているので、貴重種はなかった。

○今回の工事の過程で、目に付いたものは移動させている。カメが見つかったと聞いている。鳥に出くわした事はなく、ノグチゲラの巣なども見つからなかった。

○N4地区では木の伐採を行い、土砂流出防止柵に使っている。N1地区では伐採は行っていない。

以上

Posted by 高江イイトコ at 17:25│Comments(0)
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