今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2010年04月04日

昨日、US for OKINAWA 来テント

日本語、英語が乱れ飛び、慌ててしまって写真を撮るのを忘れてしまいましたが、昨日、US for OKINAWAという皆さんとピースボートの皆さん、というか、たぶん両方かぶってるんだけど、がN4テントを来訪して下さいました。タイムスに記事が出ていました。「座り込みテントの住民」と書いてあって、ちょいとクスとなりました。確かに、テントに住んでいるようなもんですからね。
一緒に沖縄大学の学生さんたちもいました。素晴らしい通訳をこなしてくれたのが、この沖大生だったのか、それすらきちんと確認しないままでバイバイしてしまってかなりザンネンな感じの当番であります。が、とにかく、ナイスな皆さんでした。
「私たちには何が出来ますか?」
現場で説明をしていると、しばしば、このように問いかけられます。で、答えに困る、というパターンがよくある。

まずは知ること。知ったら、沢山の人に伝えて下さい。さらに、チャンスがあれば、この現場に足を運んで下さい。実際に現場を体験したら、みんなが何を守ろうとしているのか、より深く理解出来ると思います。と、そんなようなことを言うことにしていますが。

座り込みは、具体的な直接行動です。人数はいつも足りないし、人が沢山いれば、この無理やりな工事を進めさせないことが出来る、可能性が生まれます。話し合いや、いったん決定された公務の見直しには、恐ろしく時間がかかるみたいですが、自然環境は、ちょっとした土木工事で、あっという間に壊れます。それを回復するには、もっとずっと長い時間がかかるだろうことを、みんな経験的によく知っている。だから、座り込みの直接行動が必要です。
今、既にある基地で様々な被害を起こす訓練を、日本政府は止めさせることが出来ていません。私たちが基地に入ったらケイトクホーイハンダとタイホされますが、米兵はフリーパスで街に出て来て、轢き逃げしても強姦・強盗しても、私たちと同じ様に裁かれることがありません。ビエケスでは、米軍基地撤去が叶った後も、環境浄化と健康被害でまだまだ、まだまだ、苦しんでいます。いったん造られてしまったら、私たちは、どんな未来を、次の世代に負わせることになるのでしょうか。だから、座り込みの直接行動が必要です。

でも、現場の座り込みだけでは、残念ながら工事の決定は覆りません。意志決定や、反省的な見直しに係わる人たちの意識を変えるためのアクションも、どうしても必要です。
現場から遠い人たちは、まさにここに介入出来るハズ。そして高江から遠いということは、しばしば、東京の日本政府に、アメリカの政権に近いことでもある、かもしれません。
皆さんが投票した議員に手紙を書いてみる。政府に意見書、陳情書を出してみる。内地やアメリカのメディアがこの問題を採り上げるよう申し入れてみる。いろんな方法があるのではないでしょうか。
それは、現場の座り込みがそうであるのと同じ様に、誰かの指示・指令に従って動くのではない、自分の気持ちとアイディアで、いろんな場所から、可能な「何か出来ること」だと思います。
高江の現状を伝えるDVDの上映会を開催してくれる人たち、各地のお祭りで高江ブースを出してくれる人たち。沢山のこのような人たちに、高江は支えられて来ました。これまでも、これからも。

追記
この記事のすぐ上には、官邸での座り込みを計画してしまった大先輩たち2名の並んだ写真。うちらもあと30年経ったら、こんな感じだったりしてねー、金城実さんがGんさんで、知花昌一さんがTぐさんだはずねー、とかいって、盛り上がりました。
そして本日の読書は安里清信『海はひとの母である』。先日、大いに盛り上がった、勝連計画反対集会で、海こそが、将来にわたって富を与えてくれる銀行なのだという発言がありました。まさにその言葉が出てきます。上から目線で地図だけみて、あっちを埋めればいい、こっちの島がいいなんて言っている政府や役人たちは、その土地で先輩たちによって育まれてきた、豊かな抵抗運動という遺産があることをを知らないに違いない。

Posted by 高江イイトコ at 16:15│Comments(0)
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