今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2010年01月22日

東京要請行動報告

東京要請団、全日程を終了しましたので報告します。
はじめに、今回の急な日程での要請行動に対しまして、140を越える多くの平和団体、自然保護団体、人権擁護団体、音楽グループ、カフェ、雑貨屋さんに賛同頂きました。とても心強く、励まされ、私たちは高江という街からは遠い遠い山の中の場所におりますが、決して孤独ではなく全国の愛情溢れる多くの皆さまとつながっているんだという連帯感が心に染みて伝わってきました。とても嬉しかったです。ありがとうございます。
そして、行程調整を行い、各政党、各省庁に同行し共に要請して下さった衆議院議員の瑞慶覧チョービン(民主党沖縄県連副代表)さん、沖縄県議 山内末子(民主党)さん、民主党県連常幹 高江洲朝男(市民団体NPO担当委員長)さんありがとうございました。

そしてそして、住民の会の心強い助っ人、沖縄平和運動センターの山城さん、沖縄県統一連から大久保さん、平和市民連絡会から岡本さん本当にありがとうございました。

更に、東京での集会では一坪反戦地主会関東ブロックの皆さんにサポートして頂きました。ありがとうございました。


さて今回急な要請のため省庁の大臣と面会する事はできませんでしたが、以下の通りの担当者と面会しました。

1月21日
〇民主党副幹事長・参議院議員の今野東さん
要請書を手渡し、仮処分の状況・ヘリパッド建設計画について話し、住民の想いを語りました。
私たちに理解を示してくれ、早急に党として対応します。と応えて下さいました。

〇防衛省 楠田防衛政務官同じように要請書を手渡し、住民の想いを語り、防衛局は本裁判の提訴をするなと伝えました。
前政権下の防衛省とは違い、無回答とか建設計画をゴリ押しする発言はなく、住民の話しに耳を傾けてくれた印象があります。
きちんと計らうとの事でした。

〇法務省
当初、係争中なので当事者として会う事はできないと言っていたそうですが、民主党の今野副幹事長が迅速に計らっていただいたようで訴訟に関する担当官に要請書だけは渡せる事になり、大臣にあげてもらうよう要請しました。

以上を終え、夕方から水道橋の全水道会館にて報告集会をもちました。
急な告知にも関わらず111名もの方が集まってくれました。高江の座り込みテントで出会った方々が沢山来てくれて嬉しかったです。
住民の会から現状報告をしました。

そして、平和フォーラムの藤本事務局長、日本平和委員会の千坂事務局長、全労協、ゆんたく高江から熱い連帯の挨拶を頂きました。とても参加者みんなの気持ちが通ったいい集会でした。

1月22日
〇社民党 重野幹事長
要請書を手渡し、住民の想いを語ると共に裁判の不当性や環境に関する問題など詳細に渡り伝える事ができました。
勿論、このような住民弾圧裁判はあってはならないとの見解を示し、党として急いで対応する姿勢を見せてくださいました。

〇国民新党
下地政調会長が対応して下さる予定でしたが、国会が多忙を極め、面会できず事務局長に要請書を手渡すにとどまりました。

〇環境省 大谷政務官
要請書を手渡し、特にヘリパッドが建設される事による環境面での甚大な被害を訴え、今年10月のCOP10生物多様性締約国会議にふれ、何としても保全すべきであり、やんばる全体の自然環境調査を求めました。

大谷政務官はすぐにこれをやるという事は言えないがとても理解したと、住民や代表団の話しをとてもよく聞いてくださいました。

記者会見も用意して下さり、これまでのヘリパッド建設経緯や裁判問題、環境問題など記者たちにアピールしました。

〇共産党
衆議院議員 穀田国会対策委員長
参議院議員 井上国会対策委員長
赤嶺政賢 衆議院議員

各政党要請と同様に要請を行い、高江の現状を伝える事ができました。理解を示してくれ、これからも支援していくとおっしゃってくださいました。

以上

前政権の時とは異なり、全体的に私たちの声に耳を傾けてくれた印象がありました。


今回、伝える事はできたと思います。


連立政権が住民に対し、どのような態度をとるかが試されています。本裁判となれば、前政権と変わりません。これまで以上に運動は燃え上がり、絶対に政府を許さないでしょう。
私たちは新たに誕生した連立政権に、仮処分について本裁判は提起せず、仮処分効果を無効にするような判断をしてくれる事を期待します。
2月1日までに結果は出ます。

私たちはこれからも自分たちの生活を守るため、子供たちの将来のため、新基地建設の反対、基地撤去を求めて行きます。
どうぞよろしくお願いします。

Posted by 高江イイトコ at 19:49│Comments(3)
この記事へのコメント
遙々、東京まで本当にお疲れ様でした。
良い感触を得られたことが何よりです。

今頃は.....やんばるの森に抱かれてホッとされていることでしょう。

>参加者みんなの気持ちが通ったいい集会でした。
ホント、高江の皆様に剣を突きつけられている現状のなか、連帯される多くの方々と同じ時空を共有できて、元気をいただきましたともv(^-^)v

詳細をご報告していただきまして有難うございました。
沢山の方々がコメントされることが、彼らの“想い”に繋がれると勝手に思っているオバァでしたm(--)m
Posted by BUKU at 2010年01月23日 00:30
こんにちは。
以前、署名活動に協力して、環境保護のボランティアをしていますので、
今後も、署名活動をしていきたいと思っております。
関東に住んでいますので、現地には、なかなかいけませんが、
今度の要請行動を事後に知ったので、とても、残念です。
ちなみに、署名のおねがいのみ、今月の20日前後だったと思いますが、
文書できましたが、集会のお知らせは、入っていませんでした。
この要請行動に協力できず、残念でなりません。
今後、都内で、もし、なにかやることがあれば、是非、お知らせを
お願いします。

ちなみに、文書できたということは、登録しているということですので、
お調べいただき、今後は、集会等、特に理由がない限り、
お知らせください。
Posted by タカハシサナエ at 2010年01月24日 16:38
本当にお疲れさまでした。

残念ながら日程が重なり、集会、及び皆さんとの語らいの場に顔を出すことは出来ませんでしたが、こちらの報告を見させていただく限り、非常に有意義な要請行動であったと思います。

名護市長選挙の結果が示す通り、民意は動いています。
連立政権の本当の意義が問われる結果となる、正しい判断を心から望みます。
Posted by Fukui at 2010年01月25日 16:50
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