やんばる東村　高江の現状

台風のおかげで久しぶりにまとまった雨が降っています。先島は大変な被害で、良かったり悪かったり。一概に喜べないところ。台風情報によれば、進路は少しずつ西日本方向に向かう様子もあり。まだまだ先が読めません。高江の座り込みテントも、のぼりやブルーシートを点検したり、片付けたりして、備えています。雨足が少し弱まったし、今日はそんな１日を過ごしてみようかー。と、打ち合わせていた矢先に！
「来たー！」
このところ、毎日のようにいらっしゃる、環境調査関係と思われる業者の方が、テント前を通過しました。アワアワしながら、後を付いて行ってみましたが、途中でトイレ休憩して、引き返して帰って下さいました。
いやはや。トイレ休憩を付け回したりして、大変失礼をしました。ごめんなさい。
たぶん、座り込みメンバーが調査を止めに来たので、トラブルを避けて引き返してくれたのかなと、思ってみます。天気も悪いしさ。
こんな時は、なんつーか、ローな気分になりますな。「あの車が怪しいっ！」とか言うけど、こっちだってかなり怪しいかも。でも、ですよ。でも。と、言っとこう。
台風接近の中の、連休の週末の、ほんの一瞬雨足が弱くなったときにまで、無理矢理、作業をしないといけないのでしょうか。どんな契約内容になっているのか知りませんが、それ、マズいんじゃない？
安全に安心してやりがいのある仕事が出来るということも、皆さんの大切な権利なのでは？そこのところ、妥協せずに、「ちゃんとトラブルなく出来る仕事を発注してよねー」と防衛局にクレーム上げて下さい。
環境調査に関わる人なら、この森を壊しては、取り返しがつかないことも、多分、痛いほど判っていると思います。どうぞ、台風がくれたひと時のお休みに、そんなことに思いをめぐらして見て下さい。お願いします。
イシガケチョウ＠N4