今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2015年04月23日

軍隊と暮らしとの境界線


軍隊と暮らしとの境界線「高江ヘリパッド区域の境界確認/防衛局、明示へ」『琉球新報』2015年4月23日21面。

 22日、防衛局が、提供区域の境界を確認する作業に来ました。前回、「こっから入るな」といわんばかりに適当に引いた線が、いい加減だったからです。
 場所はN4地区の座り込みをしていたところです。自ら調査した結果の自然度の高さよりも米軍の都合を優先して位置を決定し、反対の声を無視して暴力的に工事を進め、赤土流出や崩落の問題も引き起こしながら工事を完了し、オスプレイ訓練に係る規制も無策のまま手放しで、土地の返還もなしに国が勝手に「先行提供」した、あのN4地区です。
 高江の集落から最も近く、本島を1周する道の一部である県道70号線の真横にあり、容認した後になって視察に来た前知事が「こんなに近いのか」と驚いていた、「国策には逆らえないので仕方が無い容認するほかない」と思い込んでいる人たちでさえ場所を変更して欲しいと望んできた、N4地区です。
 もはや米軍の訓練に提供されて工事予定地ではなくなったので、LZ-17という米軍の施設として呼ぶべきなのかも知れません。しかし高江村議会が全会一致で訓練禁止を決議したところです。
 北部訓練場は広大でフェンスのない訓練場ですが、この場所には有刺鉄線のついたフェンスとゲートで「入り口」をわざわざ造ってあります。さらにその手前のところに県道と提供区域の境界線を引こうとする沖縄防衛局の意図とは何でしょう。米軍を守って住民のほうを排除する意図があるからに他ならないでしょう。


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