今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。
●Voice of TAKAE(2018年6月改訂版) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
● Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
● 「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
● No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
● 高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
● 高江カラーパンフ(日本語)
● TAKAE color flyer(English)
● Voice of TAKAE(2023年改訂版) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。
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● 「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
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2015年08月30日
収斂?ヘリポート?リンク? 第4回集中協議と北部訓練場
本当に、どうして、ホテルを使うのでしょうねえ・・・。日本政府はホテル外交がお好きなのでしょう。そして、国頭と東の話も、地元ではなく西海岸の名護市のブセナテラス。サミット開催をいつまでも恩義に感じて忘れないでいて欲しいということなのかなあ。
さて、沢山の記事に埋もれてしまいそうですが、ヘリパッドに関連するところをかいつまんでみます。
菅氏工事再開を明言/知事取り消し示唆/第4回協議辺野古隔たり大きく」『琉球新報』2015年8月30日1面。
「主張終始相いれず/「運用停止」も温度差/国と県承認取り消しで攻防へ」
「着陸帯建設『協力を』菅氏、国頭・東村長に求め」
「決裂見据え物別れ/移設「原点」に違い/国焦り、外堀埋める動き」
「着陸帯建設菅氏協力要請/知事は返答保留」
『琉球新報』2015年8月30日2-3面。
みんなで抗議に行ったブセナテラスですが、そのなかでは、伊集東村長、宮城国頭村長と、菅官房長官が非公開で会談・・・。あれあれ、写真を見ると他にも沢山の出席者がテーブルに座っていますよ。これはいったい・・・。
「辺野古第4回集中協議」『琉球新報』2015年8月30日6面。
新報さんの一問一答です。ヘリパッド関連の箇所だけ抜き出してみます。
翁長知事
菅官房長官
両方を摺り合わせると「反対運動があるので」「高江の道路について」「県に協力要請した」となります。
ところで、「ヘリポート」を造るって言っちゃったんですね、官房長官さん(汗)。
「「県民の声聞け」那覇・名護で市民ら抗議」『琉球新報』2015年8月30日30面。
「菅氏が辺野古再開明言/自民県連に/集中協議は平行線」『沖縄タイムス』2015年8月30日1面。
ここからタイムスさんの報道です。
今日の1面トップ記事は歴史資料の発見のニュースでした。知事との協議の前に開かれた自民等県連との会合のニュースが、こうして1面に掲載されています。新報さんとタイムスさん、それぞれの個性が出ていて面白いです。
政経部・福元大輔「解説・危険除去認識に溝/菅氏、放置の責任に触れず/普天間県は「閉鎖・返還」」『沖縄タイムス』2015年8月30日2面。
タイムスさんは会見要旨が紹介されています。同じく北部訓練場に関する部分を拾ってみました。
「菅官房長官の記者会見要旨」
「翁長知事の記者会見要旨」
「ニュース断面・政府攻勢協力迫る/辺野古集中協議/知事「承認取り消し」示唆/県と著しい距離感」『沖縄タイムス』2015年8月30日3面。
「返還と観光振興期待/国頭・東村長/菅氏と意見交換」『沖縄タイムス』2015年8月30日3面。
ここまで読んでやっと、ブセナテラスの会談出席者が判りました。沖縄防衛局長も写真に写っていると思います。
防衛省幹部の発言というのが、誰のことなのか判りませんが、「菅氏が担当」って。
さらに「関係者」の話が紹介されて、「お土産がない」とか「辺野古とのリンクを感じ取った」とか、意味不明です。
この記事を読むと官房長官のほうから「県に言っておこうね」と筋道を付けておいて、翁長知事には「両村長から要請があったですよー」と「地元の要請」として都合良くズラして伝える様子が見えるようです。
「協議4回「著しく距離」辺野古新基地/菅氏足早に県内視察」『沖縄タイムス』2015年8月30日29面。
沢山の記事の端々にヘリパッド問題が出て来て、読むのが大変でした。
翁長知事はヘリパッドの問題が「・・・そういうものの中でこの問題は収斂していくのではないか」と繰り返していました。「収斂」って、タイムスは「解決」と言い替えているけれど、いったいどういう含みなのでしょう。
そして、防衛省幹部から次の担当者と指名されたらしい菅官房長官は「ヘリポート」を造る気満々です。
さらに不明の「関係者」によれば「辺野古とリンクしてる感じ」とか。いやいや、辺野古の集中協議なんだから、「感じ」とかじゃなくて、リンクさせているでしょう。
さて、沢山の記事に埋もれてしまいそうですが、ヘリパッドに関連するところをかいつまんでみます。
菅氏工事再開を明言/知事取り消し示唆/第4回協議辺野古隔たり大きく」『琉球新報』2015年8月30日1面。
「米軍北部訓練場の早期返還について、菅氏は返還の条件とされる高江ヘリパッド建設に根強い反対の声があることを挙げ、県に協力を求めた。翁長知事は要請を受けとめたとの形にとどめ、「今、応えるわけにはいかない」と返答した。
「主張終始相いれず/「運用停止」も温度差/国と県承認取り消しで攻防へ」
「着陸帯建設『協力を』菅氏、国頭・東村長に求め」
「決裂見据え物別れ/移設「原点」に違い/国焦り、外堀埋める動き」
「着陸帯建設菅氏協力要請/知事は返答保留」
『琉球新報』2015年8月30日2-3面。
みんなで抗議に行ったブセナテラスですが、そのなかでは、伊集東村長、宮城国頭村長と、菅官房長官が非公開で会談・・・。あれあれ、写真を見ると他にも沢山の出席者がテーブルに座っていますよ。これはいったい・・・。
「辺野古第4回集中協議」『琉球新報』2015年8月30日6面。
新報さんの一問一答です。ヘリパッド関連の箇所だけ抜き出してみます。
翁長知事
「それから、国頭村、東村からは北部訓練場の早期返還というのが要請されたので、ぜひともやりたいという中で高江の道路などについても話があったので、これは今、答えるわけにはいかないということで、要請を受けたというような形のものにしている」
「私の去年の公約、議会での答弁などを含めると、普天間の県外移設、あるいは辺野古には基地を造らせない、オスプレイ配備撤回というような中で、この問題は解決できるのではないかというようなことを議会などでも話をしてきている。なので、今私たちが、ある意味で、みんなで力を合わせて頑張っている、そういったものの中に、この問題も収斂されていくのではないかと思っている」
「そういう要請を受けたというのを承った状況だ」
「承ったということだ。私たちは昨年の選挙で(掲げた建白書の)東京要請行動がある。沖縄の基地問題はそれ以外にもたくさんある。たくさんあるものが一つ一つどのようにやっていくかということについて、今私たちがしっかりやろうとしているのは普天間の県外移設、オスプレイ配備撤回、辺野古に基地を造らせないと。そういうものの中でこの問題は収斂していくのではないかということだ」
「議会の議事録など残っていると思うが、オスプレイ配備反対、普天間の県外移設、辺野古基地は造らせないと、そういうものの中でこの問題は収斂されるのではないかと言ってきたつもりだ」
菅官房長官
「ヘリコプターで北部訓練場を視察して、その後に地元の2人の村長と2人の議長と対談し、地元の皆さんからとにかく国立公園に北部を指定し、ユネスコの自然遺産に登録してほしいと要請を受けた。今、反対運動があるので、ヘリポートをあと4カ所を造ることが条件になっているので、県に協力要請した。県はそこについては聞き置くという状況だった」
両方を摺り合わせると「反対運動があるので」「高江の道路について」「県に協力要請した」となります。
ところで、「ヘリポート」を造るって言っちゃったんですね、官房長官さん(汗)。
「「県民の声聞け」那覇・名護で市民ら抗議」『琉球新報』2015年8月30日30面。
高江の「ヘリパッドいらない住民の会」の安次嶺現達さんは「戦争につながる基地は反対だ。国がやろうとしている強引な基地建設を皆で止めたい」と強調した。
「菅氏が辺野古再開明言/自民県連に/集中協議は平行線」『沖縄タイムス』2015年8月30日1面。
ここからタイムスさんの報道です。
今日の1面トップ記事は歴史資料の発見のニュースでした。知事との協議の前に開かれた自民等県連との会合のニュースが、こうして1面に掲載されています。新報さんとタイムスさん、それぞれの個性が出ていて面白いです。
政経部・福元大輔「解説・危険除去認識に溝/菅氏、放置の責任に触れず/普天間県は「閉鎖・返還」」『沖縄タイムス』2015年8月30日2面。
菅氏が29日の会談で県に協力を求めた北部訓練場の一部返還もヘリ着陸帯(ヘリパッド)の移設が条件になる。東村高江の集落を囲むように六つのヘリパッドを建設する計画で、07年の事業開始から2年で完成予定だった。
だが、8年たっても二つが完成しただけにとどまる。辺野古よりさらに少ない高江の住民が、県道に座り込み、声を上げ、抵抗しているからだ。地元の理解のない基地建設の難しさを如実に示している。
タイムスさんは会見要旨が紹介されています。同じく北部訓練場に関する部分を拾ってみました。
「菅官房長官の記者会見要旨」
ヘリコプターで北部訓練場を視察し、地元の村長、議長と会談した。国立公園に指定し、ユネスコの自然遺産に登録してほしいという要請を受けた。県道で反対運動が行われているので、県に協力を要請した。県は聞き置く状況だった。
「翁長知事の記者会見要旨」
(ヘリパッド移設に対するスタンスは)普天間飛行場の県外移設、辺野古に基地は造らせない、オスプレイの配備撤回という中で、解決できるのではないかと(県)議会でも話してきた
「ニュース断面・政府攻勢協力迫る/辺野古集中協議/知事「承認取り消し」示唆/県と著しい距離感」『沖縄タイムス』2015年8月30日3面。
「集中協議の議題の中心とは捉えられていなかった北部訓練場の返還問題を菅氏自ら取り上げたことに、防衛省幹部は「普天間同様、防衛省ではなく菅氏が直接担当する条件になっていくだろう」と見通しを示す。」
「関係者によると、会談の約30分は昼食を取りながら、終始和やかな雰囲気だったが、両村への具体的な施策実施の”お土産”はなかった。北部訓練場の過半返還について、菅氏が「県の協力も得なければならない」と付け加えたことに、関係者は「県へのメッセージという含みも持たせている」と、辺野古移設とのリンクを感じ取った。」
「返還と観光振興期待/国頭・東村長/菅氏と意見交換」『沖縄タイムス』2015年8月30日3面。
菅義偉官房長官は29日、翁長雄志知事との会談に先立ち、米軍北部訓練場の所在地である国頭村の宮城久和、東村の伊集盛久両村長と名護市内のホテルで会談した。・・・国頭村議会の金城利光議長、東村議会の安和敏幸議長、島尻安伊子参院議員(自民)、比嘉奈津実衆院議員(自民)も同席した。
ここまで読んでやっと、ブセナテラスの会談出席者が判りました。沖縄防衛局長も写真に写っていると思います。
防衛省幹部の発言というのが、誰のことなのか判りませんが、「菅氏が担当」って。
さらに「関係者」の話が紹介されて、「お土産がない」とか「辺野古とのリンクを感じ取った」とか、意味不明です。
この記事を読むと官房長官のほうから「県に言っておこうね」と筋道を付けておいて、翁長知事には「両村長から要請があったですよー」と「地元の要請」として都合良くズラして伝える様子が見えるようです。
「協議4回「著しく距離」辺野古新基地/菅氏足早に県内視察」『沖縄タイムス』2015年8月30日29面。
沢山の記事の端々にヘリパッド問題が出て来て、読むのが大変でした。
翁長知事はヘリパッドの問題が「・・・そういうものの中でこの問題は収斂していくのではないか」と繰り返していました。「収斂」って、タイムスは「解決」と言い替えているけれど、いったいどういう含みなのでしょう。
そして、防衛省幹部から次の担当者と指名されたらしい菅官房長官は「ヘリポート」を造る気満々です。
さらに不明の「関係者」によれば「辺野古とリンクしてる感じ」とか。いやいや、辺野古の集中協議なんだから、「感じ」とかじゃなくて、リンクさせているでしょう。