今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2015年01月30日

2015年1月30日 琉球朝日放送報道部 『日米合同委員会で高江提供合意』



2015年1月30日 琉球朝日放送報道部

『日米合同委員会で高江提供合意』

ーーーーーーーー

東村高江のヘリパッド建設問題で日本政府は完成したヘリパッド2つをアメリカ軍に提供することを正式に合意しました。

東村高江では1996年合意されたSACOの最終報告に基づいて北部訓練場内の返還される土地にあるヘリパッドを高江集落の近くに新たに建設していました。

30日開かれた日米合同委員会では完成している集落近くのN4地区が日本政府からアメリカ軍へ引き渡されることで合意されました。

高江ヘリパッドいらない住民の会・伊佐真次さんは「基地の負担軽減と逆行する」「全く住民の声を聞いていない状況では、こういう飛行訓練はやめてもらいたい」と話しています。

一方、沖縄市ではアメリカ軍再編計画に基づき計画されているキャンプキンザーの倉庫群などを嘉手納弾薬庫地区の黙認耕作地に移設するマスタープランが承認されました。

高江へのヘリパッド建設、そして黙認耕作地の接収につながるとみられるキャンプキンザーの移設計画。県民の心配をよそに日米両政府は2つの基地に関する計画を着々と進めています。


  

Posted by 高江イイトコ at 20:04

2015年01月30日

高江ヘリパッド N4地区米軍引き渡し完了!!!



報道によると、国が予定している6個の工事のうち、完成しているN4地区の2個のヘリパッドが米軍に引き渡されたとのことです。

2007年7月から座り込みがはじまって7年半。
たくさんの方々に助けられながら続いてきた高江の座り込みです。
この速報は残念です。

私たちの怒りが、今までと違い直接米軍米兵にもむかうことになるでしょう。
もちろん沖縄防衛局や日本政府に対しても。

「新しい基地の建設は許さない」という県知事を産んだ沖縄県民のこころは、現在の辺野古と同様に踏みにじられました。

これで終わったわけではありません。
米軍のN4運用も許しませんし、新しく着手しようとしているヘリパッド工事も許しません。

みなさまの、なおいっそうのご協力をよろしくお願いします。


  

Posted by 高江イイトコ at 19:49ヘリパッドメディア掲載動画

2015年01月23日

1月23日県庁要請

今日23日、県庁要請のため、那覇に行って来ました。

「N1の県道路側帯について、防衛局に聞いたは聞いたが、アチラも何も決まってないという以上、コチラもどうしようもない」
「G地区の工事は住民の生活に配慮して安全に進めると聞いている」


という「のれんに腕押し」のような県庁公室、親川統括監の対応に、、、

「去年1年間で基地はいらないという沖縄県民の意識が形となってあらわれた結果が、これか?!!!」 

と、進行役であるにも関わらず、すこし呆然としてしまい、沖縄海上保安庁での抗議集会が、終わるやいなや駆けつけてくださったたくさんの県議のみなさんに発言を回すことができなかった事をここで深くお詫びします。


私たちを対応した親川統括監には、最後に、しっかりと翁長さんに今日の事を伝えてもらうよう頼み、そして次回は翁長さんと高江住民が直接に現状を伝えるために面談できるようにと言ってきました。

県庁に集まってくださった高江をサポートしてくれている市民、県議のみなさま、ありがとうございました。

石原岳



QABネットニュースに今日の県庁要請の様子が出ています。

琉球朝日放送報道部 2015年1月23日『高江ヘリパッド県道使用で要請』

高江のヘリパッド建設に反対する市民らが23日県庁を訪れ、工事に反対する運動を強制排除するような動きはあってはならないと県に要請しました。

23日、市民らは座り込みを続けている県道70号の路側帯について日米共同使用を解除しアメリカ軍の専用道に戻すという報道をあげ「明らかに反対運動の強制排除だ」と指摘。アメリカ軍専用道に戻さないよう求めました。

これに対して親川基地防災統括監は「防衛局に問い合わせた所まだ決まっていないと回答を受けた」と説明しました。

市民らは「決まってからでは遅い、基地負担軽減に逆行するものだ」と県に対し、翁長知事の公約のもと辺野古と同じく新たな基地は造らせないという姿勢を示すよう求めました。


  

Posted by 高江イイトコ at 21:13メディア掲載陳情・要請レポート

2015年01月22日

またN4を無断使用、しかもAH1ヘリは事故同型機

「新設ヘリ着陸帯米軍が再び訓練」『琉球新報』2015年1月22日27面。
「N4地区の新設ヘリコプター着陸帯2カ所で21日、米軍ヘリAH1が訓練を実施した。着陸帯は同訓練場一部返還に伴う移設計画で新設されたもので、米軍にはまだ提供されていない。昨年3月にも米軍ヘリが訓練した。住民は既存着陸帯が返還されないなかで新設着陸帯が実質的な運用状態として『負担増だ』と問題視する。」



「使用手続き前に米軍機が離着陸/高江ヘリパッド」『沖縄タイムス』2015年1月22日27面。
「21日午前11時半からヘリ1機が計8回離着陸を繰り返した。午後1時半には2機が飛来し、うち1機はホバリングした。」


隣に掲載されていたもうひとつのニュースも気になります。
「米軍『装備品は投棄』渡名喜沖ヘリ事故機体トラブルか」『沖縄タイムス』2015年1月22日27面。
米軍普天間飛行場所属のAH1Wヘリコプターが計208キロの装備を落下させた事故で、米海兵隊は21日、沖縄タイムスの取材に「装備品を投棄した」と説明した。落下ではなく、意図的に切り離したとみられるが、詳しい原因などを明らかにしなかった。」


今日の『沖縄タイムス』の「大弦小弦」は、渡名喜沖の装備品落下事故について「まさに背筋が凍る」と、以下のように指摘しています。
「しかも米軍は、装備品を落とした後も、渡名喜島近くの射爆撃場で夜9時ごろまで、訓練を続けたという。すぐさま訓練を中止して、再発しないように全機を点検し、原因を調べるべきだっただろうに。どこまで、県民をないがしろにするのか」


このAH1の部品落下事故が起こったのはつい先週のこと。そのときの記事に、2011年以降の米軍機落下事故の表が出ていたので、改めて並べて読み直すことにしました。
「200キロに驚き『命軽視』米軍ヘリ部品落下」『琉球新報』2015年1月17日29面。

AH1Wヘリが落とした事故だけ見ても、2013年4月燃料キャップ、2014年3月揚陸艦着艦に失敗、8月燃料キャップ、9月チョウネジと部品、そして2015年1月ミサイル発射装置の部品。タイムスの大弦小弦が言うように、訓練を中止して全機を点検すべきです。まだ提供していない着陸帯まで我が物顔で使用している場合ではないはず。どこまで沖縄の命を軽視するつもりなのでしょう。

  

Posted by 高江イイトコ at 14:28メディア掲載

2015年01月20日

「道の上にも7年半」で500人を超える人が

「抗議排除『許さない』高江路側帯規制に反発」『沖縄タイムス』2015年1月20日1面。


「『暴挙許さないぞ』ヘリ着陸帯移設高江で緊急集会」『琉球新報』2015年1月20日31面。


QAB「高江緊急集会」



RBC「高江で緊急集会 抗議の座り込み継続へ気勢」



NHK沖縄「北部ヘリパッド建設に抗議集会」



沢山の皆さんにお集まりいただきました。辺野古の海も高江の森もみんなで守りましょう。頑張りましょう!おー!

  

Posted by 高江イイトコ at 12:42メディア掲載

2015年01月15日

県道で行軍はダメ、抗議する表現の自由を!1月19日高江バスのお知らせ


「東村の県道70号武装米兵が歩行」『琉球新報』2015年1月14日28面。
また、米兵が県道を行軍して訓練しました。LZ10の看板近くからというのは、N1テントをやや北上したところです。つまり、東村というより殆ど国頭村。最近、メインゲートよりも北の県道から訓練に入る様子が目撃されています。
 1996年のSACO最終報告には「公道における行軍」という項目があって、「公道における行軍は既に取りやめられている」と明記されています。N1テントの使っていない古い林道の路肩どころか、まさに県道なのですが、ここは公道ではないのでしょうか。「共同使用」とか、それを解除するとか、その条件付けについて、そもそもの疑問が浮かび上がります。米軍はSACO合意を反故にして行軍しながら、住民の表現の自由の場所は取り上げる。それを日本政府がお膳立てしている。そんなトンデモないことになっています。
 北部訓練場で実弾が使用されないのは、1950年代当時の地元首長たちの断固たる態度が引き出した米軍との約束だと聞いています。地元住民を守る自治体の気迫で、こんな横暴を許さないで欲しいです。

 さて、すでにお知らせしているとおり1月19日(月)は高江緊急集会を予定しています。ぜひお集まり下さい。でも辺野古も大変です。状況を見ながら、ということでどうぞ宜しくお願いします。辺野古浜通信さん、海鳴りの島からさん、チョイさんの沖縄日記さんなどが、現状を伝えて下さっています。
 
 いつも送迎車ボランティアでお世話になっている平和市民連絡会さんが、高江緊急集会に向けてバスを出して下さるとのことです。ぜひご利用下さい。
<高江緊急集会へ> 平和市民連絡会の貸し切りバス
・出発:1/19(月)9:00(時間厳守)
・出発場所:県民ひろば前(県議会前)
・経路:那覇→自動車道→名護市街→高江。自動車道沿いのバス停での乗降可能です。途中伊芸の休憩所でトイレタイムを取ります。名護市街で弁当(昼食)購入のタイムを取ります。
・バス利用代:1人:1,000円(往復)
・申し込み:長嶺(090-2712-6486)まで事前に連絡下さい。
  

2015年01月13日

路側帯の申し入れ報道と村長選の報道と、いのちへの想像力を語る記者さん

日曜日に、路側帯問題の報道が出ていました。防衛局への要請については、すでにこのblogでもご報告したところです。同日の報道とは思えない二紙の内容に、これはどう考えたものでしょうかと唸っております。同じようにすぐ横には村長選についての報道が、これも二紙の内容に違いがあり、両方の記事に目を通して頭を抱えているところです。

「路側帯米専用化『決まってない』高江住民に防衛局」『沖縄タイムス』2015年1月11日2面。
「井上防衛局長は・・・「具体的に決まったことはない」と答えるにとどめた。」
「沖縄森林管理署の岡本一孝署長は「何も決まったことはない」・・・と説明した。」



「高江路側帯に鉄柵/防衛省反対住民排除で調整/月内に『米軍専用化』」『琉球新報』2015年1月11日2面。
「現在は日米共同使用となっている路側帯を今月中に米軍専用区域に変更し、テントや車両の撤去を求める一方、住民がゲート前に座り込まないよう、鉄柵などを設置する方向で警備を担当する県警と調整している。立ち退きの要請に従わない場合は裁判所に仮処分を申し立て損害賠償を請求することも検討している。」



同じ日の新報の「記者の窓」に「高江」の文字を発見。社会部の石井恭子さん。ああこの方があの見開き1枚特集の方だったんですねー!あのゴダールの!
「飛べない鳥のすむ森で、米軍がヘリを飛ばし行軍する時間は地球の年表でいかばかりを占めるだろうか」

辺野古が苦闘を強いられていますが、ゲート前もカヤックも頑張っている様子が伝えられています。飛べない私たちは座り込みながら、海の命、森の命を想像する時間を過ごしています。そうして、ゆっくりでも必ず、ギザギザ鉄板やイガイガ(と予想される)鉄柵に穴を穿つでしょう。海も森も川もみんなで守りましょうね!  

Posted by 高江イイトコ at 22:54メディア掲載

2015年01月10日

1月19日(月)高江緊急集会 午後1時より 高江座り込みN1テント前にて



1月19日(月)高江緊急集会 午後1時より 
高江座り込みN1テント前にて (テントは高江共同売店より5キロ北です) 
ヘリパッド強行工事のXデーを目前にして、あらためて高江の座り込みの重要性を知らせ、呼びかけをするための集会を開きます。

防寒はしっかりとしておいでください!
集会の会場は県道の脇で広くありません。
誘導にしたがって車を所定の位置へ移動してください。
できれば車も知人友人などとお乗り合わせの上でお越し下さい。
また詳細決まり次第お知らせしていきます。



  

Posted by 高江イイトコ at 16:18つながっていることイベント情報

2015年01月10日

沖縄防衛局抗議要請レポート

昨日9日、沖縄防衛局への抗議要請に行きました。
要請内容は「N1テントのある県道路側帯の扱いを日米共同利用ではなく米軍専用にすることについて」と「あらたなG地区ヘリパッド工事に着工すると高江集落内の生活道路を使用することが不可避ではないか」の2点でしたが、井上防衛局局長以下、対応した担当の局職員は、私たちの質問に「北部訓練場の過半返還は沖縄県の基地負担軽減」「住民の意見をうけて、安全かつ慎重に工事は進める」「すべては調整中であり答えられません」という内容の文面を「繰り返しになりますが」と前置きして、ただ何度も読み上げるだけに終始しました。

土木事業に詳しい北上田毅さんの専門的な質問にも、赤嶺政賢、糸数慶子、玉城デニー各国会議員にも、だれがなにを質問してもまるでオウムのように同じ回答を繰り返すのみで、ただただ空虚な30分間が過ぎました。

それが彼らの権限の限界なのかもしれませんが、まったく誠意のある回答とは感じられませんでしたし、話し合いと呼べるような内容ではありませんでした。これは配備が決まる前は「まだ決まってないことなので答えられません。ノーコメント」とし、配備が決まってからは「日米間で決定されたことなので動かせません」としたオスプレイ配備の時とまったく同じやりとりだと感じました。

防衛局のあとに行った沖縄森林管理署では、防衛局より人間的な柔らかな対応ではありましたが、やはり署長からは「まだ決まってないことには答えられない」という言葉しか聞けませんでした

今回、実のある回答を引きだせなかったことは実に残念でしたが、同行してくれた赤嶺政賢議員が「徒労に思えても何度も繰り返すことですよ」と声をかけてくれたことで、気分をあらたに対策を練って次の防衛局要請の日取りを決めようという気持ちになれました。

最後に、寒い日なのに防衛局、森林管理署に集まってくれたみなさん、各国会議員のみなさん。本当にありがとうございました。本当にお疲れさまでした。心強かったです。

石原岳

沖縄防衛局でのやりとりを動画で観ることができます。
IWJ Independent Web Journal
2015/01/09 【沖縄】ヘリパッドいらない住民の会による、高江ヘリパッド工事に関する沖縄防衛局への抗議要請(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/223464

NHK沖縄のニュース 「北部ヘリパッドで市民Gが要請」http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094543301.html

RBCニュース「高江ヘリパッド 住民らが建設中止を要請」https://www.youtube.com/watch?v=ITyVAD1Kwe4&feature=share  

Posted by 高江イイトコ at 13:03陳情・要請レポート

2015年01月08日

明日、沖縄防衛局に抗議要請に行きます。集まれる方は嘉手納に午後1時半に集合!

明日9日(金)ヘリパッドいらない住民の会は嘉手納の沖縄防衛局に抗議要請に行きます。
午後2時からの要請になります。来れる方は午後1時半に嘉手納の防衛局前に集合!


残念ながら関連づけて同日行こうとしていた県庁への要請は土木課と時間があわず断念することになりました。 来週あらためて日程調整する予定です。森林管理署にも行きます。森林管理署は午後4時から4時半の予定です。


要請内容のひとつはN1テントのある県道路側帯の米軍提供区域専用手続について。北部訓練場だけでなく県道70号線も米軍提供区域。でも県道部分は共同使 用なのです。それを解除して米軍専用にするということで、私たちが座り込みをすることを強制排除しようという手続きがはじまっています。

しかも県道の扱いを変えるということについて、沖縄防衛局は「県の許可や同意がなくても手続は終了する」としています。要請のファーストステップは「これってどういうことなの?納得できるように説明してください」と言いに行くことです。

そうすると今まで私たちの知らなかったことを知ることが出来る場合もあります。解決の糸口が見えそうになることも。逆に徒労に終わる場合もありますが、メディアにこういう事が起こっているということを伝えて広く一般に知らせてもらうということも重要なことのひとつです。

さて明日の要請の内容のふたつ目は、N1地区だけでなく、昨年末、G地区のヘリパッド工事の入札公告があり、あらたにヘリパッド工事がはじまろうとしていま す。その工事は新川ダム内の橋を大型ダンプが通れないため、高江集落のなかの生活道路を使用することが不可避なことがわかっています。

今までの防衛局要請でも「原則として工事車両は集落内の道路を通過させない」という局長発言があったが、それは守れない約束ではないか。オウムのように繰り返す「原則として」って結局は使用するって事?

先日の東村議会本会議で伊集村長も「(工事車両が)集落内を通らないよう沖縄防衛局に強く求めている。通ることがあれば身体をはって阻止する。通行だけは絶対に認めない。」と言ってるけど。「原則的に」という回答はやめるべきでは?

というような事をやりとりするために、赤嶺政賢さん、糸数慶子さん、玉城デニーさん各沖縄選出の国会議員のみなさんと沖縄防衛局にいきます。心強いです。こういうとき住民だけだと局長は出てきません。クレーム処理担当のような方が出て来て「上に伝えます」で終わりますからね。

最初、私たちは防衛局に入れてももらえなかったわけですから(笑)

邪魔だと判断したらルールを変えても。どんな手段を使っても排除しようとする国の姿勢にはまったく同意できません。






2014年12月31日の沖縄タイムスの記事→「高江ヘリパッド、年明け抗議排除へ 米が路側帯管理」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=96944


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 要 請 書

 私たちは、北部訓練場で進められているヘリパッド工事は、オスプレイの配備を前提としたものであり、ヤンバルの貴重な自然と地域住民の生活を破壊するものとしてその中止を求めてきました。この点については、先の知事選でヘリパッド工事の反対を表明していた翁長雄志氏が圧倒的な得票で当選したことからも、沖縄県民の総意とも言えるものです。

 そのような中、年末からの新聞報道は、私たちがN1地区のヘリパッド工事強行に抗議し、話し合いを求めるために、テントを張り、車を停めて座り込んでいる県道70号線の路側帯について、日米地位協定第2条4項aの日米共同使用を解除し、米軍専用に戻す手続きを始めたと報じました。その後に予想されるのは、私たちの座り込みの強制排除です。また、県道の一部を、県と協議することもなく一方的に取り上げ、立入り禁止区域とするのは、県道の管理上からも大きな問題であることは言うまでもありません。

 さらに、防衛局は、昨年末、G地区のヘリパッド工事の入札公告を行い、N1地区だけではなく、G地区でも工事を強行しようとしています。私たちは、N1地区の工事に際して、高江地区集落内の道路を工事車両を通行させないよう要請しましたが、その際、井上防衛局長は「原則として工事車両は集落内の道路を通過させない。」と答弁されました。しかし、G地区でも工事が始まるとなると、工事車両が集落内の道路を通行することが不可避となります。

 この点については、先日の東村議会本会議で伊集村長が、「(工事車両が)集落内を通らないよう沖縄防衛局に強く求めている。通ることがあれば身体をはって阻止する。通行だけは絶対に認めない。」(2014.12.17 琉球新報、沖縄タイムス)と答弁しているように、高江地区住民だけではなく、東村の全住民にとって切実な問題です。

 また、もしN1地区、G地区、H地区のヘリパッドが完成してしまえば、その後は、米軍車両が集落内を通行することとなりますが、そのような事態は絶対に認められません。

 以上の点から、下記の通り申し入れます。



1. N1地区、G地区、H地区のヘリパッド工事を中止すること。

2. 北部訓練場の県道70号線のN1地区への進入口となる路側部分について、日米地位協定第2条4項aの日米共同使用を解除し、米軍専用に戻す手続が進んでいると報じられているが、その内容を明らかにすること。

3. この路側部分は、県民が自由に通行できる県道の一部であり、一方的に取り上げて立入り禁止とはしないこと。道路管理者である県と協議すること。

4. 住民らが、工事強行に抗議し、話し合いを求めて座り込むために設置したテントや車両を強制排除しないこと。

5. 高江集落内の道路を、工事車両、米軍車両を絶対に通行させないこと。

以上

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Posted by 高江イイトコ at 23:25陳情・要請

2015年01月04日

1月18日(日)アキノ隊員のトーク@県立美術館

ぽかぽか陽気のN1テントにアキノ隊員登場!イベントのお知らせいただきました。県立博物館・美術館で開催される「ゴー・ビトゥイーンズ展こどもを通して見る世界」で、照屋勇賢さんの作品が展示されるそうです。その作品に関連してギャラリー・トークにアキノ隊員が登場するそうですよー。
ゴー・ビトゥイーンズ展関連催事:アキノ隊員によるギャラリートーク
『沖縄の希少生物』
「地球上でやんばるにしかいない生き物が高江の森に多く棲んでいます。この森の生き物たちの命は人のものではありません。長い時間をかけて作られたここにしかない森を、人は壊すことはできても作ることはできません。」―アキノ隊員
高江の希少生物と子どもたちをテーマにした照屋勇賢の作品を前に、高江の森で見ることのできる準絶滅危惧種のチョウ「リュウキュウウラボシシジミ」をはじめとした自然の姿について蝶の研究者であるアキノ隊員こと宮城秋乃さんにお話しいただきます。
【講師】宮城秋乃(日本鱗翅学会自然保護委員)
【日時】1月18日(日)14:00~15:00
【場所】企画ギャラリー
【定員】なし(当日先着)
※当日入場券が必要です

詳細は県立博物館・美術館のサイトでどうぞ。



アキノ隊員がテントに到着したときは、ちょうど『琉球新報』を読んでいたところでした。金口木舌が「羊」にちなんだ言葉探しとして「羊頭狗肉」を挙げながら、「恒久的な基地建設が「危険性除去」だとか、集落を取り囲むように新しくヘリコプター着陸帯を造るのが「返還を伴う負担軽減」という類いの言説のことだ。だまされないようにしたい」と書いてあって、「お!お!」と思いつつ、頭のなかで羊ことば探しをしてぼーんやりしていた矢先の、ステキなお知らせでした。有り難うございました。

今日のテントは、他にも、読谷で上映会を開催して下さった皆さんが訪問してくれたり、10年前の辺野古の海上やぐら座り込みで一度お会いした方に再会したり。それらの皆さんが、年末年始の胸も潰れるような辺野古と高江の報道を読んで、それぞれ自分の場所で、何が出来るか、それぞれに可能な方法を一生懸命に考えて下さっていました。何か新しいことが胎動している、という感じがぴったりだなあ、なんて思ったら、羊の付くことば、思い出しました。「羊水」。羊水のなかで新しい運動のアイディアが胎動している、きっと羊のように美しいアクションが次々と生まれてくるのだろうと、ワクワクしています。

皆さんもこのワクワクを持って、辺野古へ高江へ、どうぞお運び下さいね。
  

Posted by 高江イイトコ at 22:20やんばるの自然イベント情報

2015年01月03日

N1路肩の報道、元旦の新報でも

「高江住民排除へ調整/防衛局月内にも仮処分申請」『琉球新報』2015年1月1日31面。
「住民が従わない場合は『占有権のない場所の無断使用』として損害賠償を請求する方向で調整している」。

民意に従わない国のほうは、どうしようもないのか。
占有権を米軍に明け渡した上に、税金を使って施設を提供し、国民からは損害賠償を請求するという新たなSLAPP裁判で恐喝するつもりだなんて・・・。
やんばるの「占有権」はやんばるに返して欲しいです。
路肩についての道路台帳の図が、「チョイさんの沖縄日記」blogにあります。気持ちも新たに、みんなで知恵を絞りましょう。辺野古も高江も。  

Posted by 高江イイトコ at 13:21メディア掲載

2015年01月02日

2015年1月の辺野古・高江送迎車



平和市民連絡会より1月の辺野古・高江送迎車のご案内いただきました。いつもありがとうございます。
辺野古や高江への移動にお困りの方はどうぞお気軽にご利用ください。まずは電話をしてみよう~。


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3日(土) 8時発3名
5日(月) 8時発3名 辺野古限定
6日(火) 8時発3名
7日(水) 6時15分発3名
8日(木) 8時発3名
9日(金) 8時発3名
10日(土) 8時発3名 辺野古限定
13日(火) 8時発3名
14日(水) 6時15分発3名
15日(木) 8時発5名
17日(土) 8時発3名 辺野古限定
19日(月) 8時発5名
20日(火) 8時発3名
21日(水) 8時発3名
22日(木) 8時発3名
23日(金) 8時発3名
24日(土) 8時発3名 辺野古限定
27日(火) 8時発3名
29日(木) 6時15分発3名
30日(金) 8時発3名
31日(土) 8時発3名 辺野古限定

表示は、那覇インター前バス停を出発する日時、募集人数です。

1.同バス停を指定時刻に出発して、同乗者の希望により高江・辺野古まで行きます。高速内のバス停での途中乗車も可能です。

2.同乗希望者は、必ず城間(080-1782-6598)長嶺(090-2712-6486)へ事前に連絡して下さい。

3.高速那覇インター前バス停留所の真向かいに、県営の無料駐車場があります。そこに駐車してこの送迎車の利用も可能です。

※ 沖縄平和市民連絡会では、高江・辺野古への支援行動を行うために那覇からの送迎車を出しています。市民連絡会では、この行動の定期化のため、カンパを募っています。カンパの宛先は…
(口座番号)01710-5-88511
(加入者名)平和市民連絡会
通信欄に「辺野古・高江行きカンパ」と記入してください。

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辺野古・高江とも、工事の動きが強まる1月となりました。
国の暴挙をエスカレートさせないためには、一人でも多くの人が現地で「目撃する」こともとても大事です。
防寒対策をしっかりしていらしてください。お待ちしてます~。


  

Posted by 高江イイトコ at 10:36高江乗り合い車情報