今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2015年02月28日

「返還前のN4地区先行運用(軍事訓練開始)に対する緊急抗議集会」のお知らせ

3月2日(月)午後1時より
米軍北部訓練場N4地区ゲート入口付近にて
「返還前のN4地区先行運用(軍事訓練開始)に対する緊急抗議集会」を行ないます。皆様、是非ともご参集を!

ヘリパッドいらない住民の会
  

Posted by 高江イイトコ at 11:34イベント情報

2015年02月23日

テント、消える

20日の朝、高江のN4地区前にある座込みテントや看板、椅子、横断幕などがキレイさっぱり無くなっていました。あまりにキレイに無くなっていて、唖然という感じ。

高江連絡会のブログにビフォーアフターの様子があります。

現在の座込み拠点はN4より数キロ先のN1地区の入り口にあり、こちらのテントは無事です。座り込みも継続しています。
N4はヘリパッドの工事が終わってしまったこともあり、昨年夏からテントも簡易な体制になっていました。(2箇所ありましたが、特に南側はキャンプ用簡易テントです)。あの慣れ親しんだ「N4テント」が無くなったわけではありませんので、そこだけはご安心を。
ただ思いの詰まった横断幕なども無くなってしまったのでとても残念です。

事前に行政的な指導があったわけでもないし、米軍も国も県も関与を否定しているというミステリー。なぜか看板などは米軍訓練場内に廃棄されてるし?? 
よく米軍の広報誌には基地の外でゴミ拾いする様子が掲載されていますが、「My Home」のクリーンアップはどうなってるんでしょう。



高江抗議テント消える 米軍・国・県・関与を否定
沖縄タイムス 2015年2月21日




抗議テント撤去される 高江 看板一部、訓練場に廃棄
琉球新報 2015年2月21日




「表現の自由奪われた」 ヘリ着陸帯反対住民ら 抗議妨害に怒り
琉球新報 2015年2月21日



  

Posted by 高江イイトコ at 12:56メディア掲載座り込み

2015年02月20日

明日21(土)サウンドパレード&県庁前ピクニックのタイムテーブル告知!



高江でも辺野古でも、もの凄いスピードで状況が進行しています。
この現状を那覇でアピール!


『SAVE! 高江・辺野古 サウンドパレード&県庁前ピクニック』

わったーむるやーにんじゅ(わたしたち、みんな家族!)



明日のタイムテーブル告知!
※予定が前後することもあります。

「県庁前ピクニック」@県庁前広場

12:00~ サウンドパレードと県庁前ピクニックの説明と挨拶 

辺野古&高江の写真展示、高江ススキホーキ作り&メッセージボード作りワークショップ。0円市。同時進行。

12:30〜 音開き ムギちゃんライブ(※雨天中止)

13:00〜 辺野古の話 (浦島悦子さん、鈴木雅子さん)

13:30〜 マルチーズロックライブ

14:00〜 宮城康博さんのお話

14:30〜 高江フラ

15:00〜 三線演奏

15:30〜 サウンドパレード開始準備

16:00〜 サウンドパレード開始!

国際通りを県庁前から牧志公園まで

牧志公園に到着、人がまとまり次第、挨拶。解散。

ーーーーーー

★みなさん、県庁前ピクニックから参加してください。
ゆんたく場でどんどん交流してくださいね〜

★パレードは人数によって、進み具合がかわってきます。
国際通りは、人が少なければ30分で終わる距離ですが、多ければ列が長くなり1時間以上かかります。各自、車いすや年配の方などをフォローしたり、まわりに気を配って歩いてくださいね

★パレードで主催は、ほぼ音楽を準備しません。みなさんが音のでるもの、メッセージをもちよってください。当日県庁前でメッセージボード、バナー作りのワークショップがあります。現場で作ってもオッケー!

★県庁前ピクニックからパレード解散までの実況。その後の感想レポまで、ネット上にアップして広めてくださいね

★当日はいろんなメディアが来ます。インタビューされることもあると思いますが、自分の納得できるように。断っても大丈夫!

★自分もまわりの人もケガがないように意識しましょう。

★わからないこと質問疑問なんでも訊いてください。

★高江や辺野古で起こっていることをテーマに出会いや交流を持ち、あつまった人それぞれが、みずからメッセージを発信する。これも主旨ですが「私たちは生きているんだ」という生命力をフル全開にして楽しみましょう!「生きる喜びを共有すること」それが今回のイベントの根本的な主旨です。

みなさんと場を共有できる事を心からうれしく思っています。感謝します。ありがとう。

石原岳

  

Posted by 高江イイトコ at 13:00

2015年02月19日

N4閣議決定



平成27年2月17日(火)定例閣議案件
一般案件
「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」第2条に基づく施設及び区域の追加提供について(決定)
(防衛省)



17日に、N4地区のふたつのヘリパッドを米軍へ提供する事が閣議決定したということです。防衛省への要請をした、まさにその日のことです。
予想はしていたことですが、なんだかはっきりしない文章がポツンと示されただけで本当に決まってしまったようです。。

と、ここまで書いていたところ、たったいま防衛省のHPに告示が出ました。



紛れも無く「北部訓練場」「ヘリコプター着陸帯として追加提供」と書かれています。


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17日の閣議決定を受けて、琉球新報は一面と社説でとりあげています。
今日防衛省の告示があったので他のメディアはこれから報道するのだと思います。



高江着陸帯、先行提供を閣議決定 2カ所、本格運用へ
琉球新報一面 2015年2月18日


 政府は17日、米軍北部訓練場の一部返還に伴うヘリコプター着陸帯移設計画のうち、高江集落に最も近いN4地区の着陸帯2カ所について、米側に提供することを閣議決定した。防衛省によると、同日から効力が発生しており、近く訓練が本格的に始まる見通し。返還前の先行提供で負担が増える住民からは反発する声が上がっている。



着陸帯先行提供 恥ずべき対米従属だ
琉球新報 社説 2015年2月19日


 北部訓練場の一部返還は、1996年の日米特別行動委員会最終報告に盛り込まれたが、22カ所の着陸帯のうち7カ所を返還し、高江集落を取り囲むように6カ所を新設する内容だ。そもそもこの計画は、着陸帯集約による基地機能強化にほかならない。加えて、多くの希少生物が生息する、やんばるの森を新たに切り開く自然破壊も強く懸念されている。
 しかも、新設着陸帯6カ所のオスプレイ使用回数見込みは年間2520回で、オスプレイと交代するCH46Eヘリの1288回から、ほぼ倍増する計画だ。住民らが反発するのは至極当然であり、実際、連日座り込みによる抗議行動が展開されているのは周知の通りだ。




昨日は北部訓練場のメインゲートで閣議決定に抗議しました。


先行提供決定で市民団体が抗議 高江・北部訓練場前
琉球新報 2015年2月19日




閣議決定受け高江住民ら抗議
琉球朝日放送 2015年2月18日


 東村議会伊佐真次村議は「政府が決めてもですね、住民はこれに従うわけにはいかないんだと、声をこれからも上げて行かなければいけないと思います」と話していました。


  

Posted by 高江イイトコ at 16:42ヘリパッドメディア掲載

2015年02月19日

地道な要請行動の成果

続いて要請行動に関する報道です。16日に沖縄防衛局と県知事、17日に東京は防衛省へ要請したところです。
今回の要請ではこれまでと異なる反応もいろいろ出てきました。



ヘリパッドの先行提供 高江住民らが抗議
琉球新報 2015年2月17日




防衛局と住民 高江ヘリパッドで認識ズレ
沖縄タイムス 2015年2月17日




高江住民がN4提供で防衛局に抗議
琉球朝日放送 2015年2月16日




高江先行提供 防衛省に抗議
琉球新報 2015年2月18日




高江ヘリパッド建設中止を要請 住民ら防衛省に
沖縄タイムス 2015年2月18日




ポイントを整理してみます。

●防衛局長が集落内の道路は工事に使用しないと断言した!

何度も要請してきた件ですが、今回の要請で言質をとることができました。
N1、G、Hなど残りのヘリパッドの建設に関して工事車両の通る道は、正面から県道を通るものの他に、集落内の道路を通るものがあります。集落内の道は狭い上にアップダウンも多く、小中学校もあるため工事車両が通るのはたいへん危険です。東村長が工事車両の通行を「体を張って止める」とまでいうほどです。
これまでは「原則的に」などの冠をつけてごまかしてきた局長でしたが、今回はじめて集落内の道路は使用しないと断言しました。

[タイムス] 今後、「G地区」と呼ばれる着陸帯の建設工事では「集落内を通行しない」と断言した。


●N4ヘリパッドは新設ではなく、「既存施設の改修」?

局長から迷言が飛び出しました。

[新報] 応対した防衛局の井上一徳局長は「着陸帯の提供時期は定めていない」と述べた上で、N4着陸帯は新設ではなく既存の着陸帯「LZ17」の一部改修であり、改修が終わったことに伴い提供したと説明した。

[タイムス] すでに完成したN4地区の2カ所の着陸帯は「既存施設の改修だ」と新たに説明。


座込みもそろそろ8年目になるわけですが、ヘリパッド建設が「既存施設の改修」だなんて初耳です。
タイムスの記事では図入りで説明されています。

どういうことかと思っていたら・・

[タイムス18日] 「既存の着陸帯に整備するので改修でもあり、返還される部分からの移設でもある」と、言葉の捉え方の問題で、同じことを指しているとの認識を示した。

案の定、17日の防衛省要請の席ですぐに言い訳がされたのでした。


●高江区はヘリパッド建設を容認しているのか。

[タイムス] 局長は(略)「東村と高江区から容認という形で理解いただいている」と述べた。
[タイムス] 防衛局側は高江区容認の根拠として2010年7月に区長が村を介して、住宅や学校上空の飛行回避など18項目の「受け入れ条件」を提示したことを挙げた。
[新報] 井上局長はヘリパッド工事に関し、2日に東村長と高江区長が集落内を工事車両が通らないよう局に要請したことを挙げ「高江区から承認をいただいている」と説明したが、住民らは「区は2度も反対を決議している」と反論した。
[QAB] 井上沖縄防衛局長「高江区の方たちからは一応容認という形でご理解いただいている」と話し、住民は「容認じゃないですよ」同席した議員は「局長「容認」取り消してください容認していないからみんな来ているんじゃないですか」と訴えました。


何をもっての「容認」なのか。どこが「地元」なのか。それはいつも国策を進めたい人たちによって都合よく解釈されます。
高江区は99年と06年の2度、ヘリパッド建設反対決議を全会一致で出しており、いずれも撤回されていません。もちろん建設を容認してもいません。

17日タイムスの紙面から引用します。大事なことなのでウェブ記事にも載せてほしいです。

 住民側は北部訓練場の過半の返還が実現していない段階で、先行的にN4の着陸帯が提供されることにも反発。住民の会の安次嶺雪音さんは「私たちには着陸帯が増えているとしか思えない。18項目を建設容認と解釈しているが、それすらも守られていない」と憤った。
 仲嶺久美子区長は沖縄タイムスの取材に、「区は集落上空は飛ばないでほしいと要望したが、容認すると伝えたことはないはずだ。抗議決議も撤回していない」と指摘した。



●生活者の目線から

最後に18日新報より、防衛省要請の様子を引用します。

 要請に参加した安次嶺雪音さん、伊佐育子さんは、集落上空を米軍の航空機が低空で飛行している現状などを語り「暮らしの中での不安を取り除いてもらわない限り認めることはできない」と訴えた。
 今月初旬に多数の米兵が内部で野営訓練ををした際、通学路に銃を持った米兵が立っている様子や、道路が汚れた様子などを写真をで示し、抗議した。


何も難しい事は言っていません。政府には、生活者の素朴な声に真摯に耳を傾けてほしいです。


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報道にはなりませんでしたが、県庁要請もしてきました。
県庁職員のみなさんには、知事が代わったことでもあるのだし、もう少し積極的に住民の側にそった対応をしていただきたいです。
「チョイさんのブログ」に詳しくあるのを参照させてもらいます。
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/52023e27e32bd57e3c54c38f80a74190

翁長知事、一度高江に来てくださいね。
  

Posted by 高江イイトコ at 16:13メディア掲載陳情・要請

2015年02月19日

海兵隊幹部の暴言、社説にも

この一週間、どどどっと続いている高江の報道を整理して3連続投稿します。
まず海兵隊幹部の「暴言」。タイムス、QABの報道と県内2紙の社説です。


反対運動「金もらっている」 海兵隊 別幹部も暴言
沖縄タイムス 2015年2月14日




軍司令官「金もらって座り込んでいる」
琉球朝日放送 2015年2月13日




海兵隊暴言続発 ご都合主義の隣人は退去を
琉球新報 社説 2015年2月14日


 米軍は「良き隣人」であることを強調し、安定的な駐留を続けようとしている。発言をみると、米軍駐留に賛成する住民に対しては「良き隣人」として振る舞うが、駐留に異議を差し挟む住民には敵意をむき出しにする「悪しき隣人」にすり替わるのが実情だ。ご都合主義の「隣人」は県民にとって迷惑だ。この際、沖縄から出て行ってもらった方がいい。



[米軍幹部暴言]沖縄は「軍事植民地」か
沖縄タイムス 社説 2015年2月15日


その背景にあるのは、日米両政府に見られる二重基準の存在である。ここでいう二重基準とは、米本土、日本本土で沖縄と同じようなことが起きたとき、両国の政府は果たしてその状況を許容できるのか、という問題だ。


相次ぐ「暴言」から可視化されたのは軍事のホンネとタテマエ。
新報は米軍の沖縄県民に対する「二重基準」を、タイムスは日米政府の沖縄に対する態度の「二重基準」を批判しています。


  

Posted by 高江イイトコ at 15:31メディア掲載

2015年02月18日

2月21日(土)SAVE! 高江・辺野古 サウンドパレード & 県庁前ピクニック



SAVE! 高江・辺野古 サウンドパレード & 県庁前ピクニック

わったーむるやーにんじゅ (わたしたち、みんな家族!)

2月21日(土)
12:00~15:30 「県庁前ピクニック」@県庁前広場
16:00~ 「サウンドパレード」@国際通りを県庁前から牧志公園まで


『高江』でなにが起こってるの? 『辺野古』ってどういう状況?
そんな高江や辺野古を知ってもらうために、高江・辺野古サウンドパレード&県庁前ピクニック!をすることにしました。出会いと交流を!興味のある方、友人知人を誘ってお集まり下さい〜!
それぞれ、みなさんで告知もよろしくです〜!

★お昼から県庁前ピクニック!

●辺野古や高江の写真を展示します

●自分で焼いたクッキーやケーキをみんなでシェアして食べよう!

●高江フラ

●ムギちゃんライブ

●マルチーズロックライブ

●辺野古の話 (浦島悦子さん、鈴木雅子さん)

●宮城康博さんのお話

●高江で刈ったススキでミニホーキのワークショップ(戦争ホーキ)
講師 宮城節子さん 
名護はオーシッタイに住む、手仕事じょうずなおばあ、宮城節子さん、通称「せっちゃん」に
ミニほうきの作り方を教えてもらおう!

●0円市 
家にある本や雑貨や着ない子ども服などなど、まだ使えるけど、だれかに使ってもらいたいものを持ち寄りましょう。交換したり、あげたり、もらったり。おすすめイベントチラシ、ビラ、伝えたいなにか。手作りZINE。
お金は発生しないのに、なんか得した気分。「捨てたいもの」ではなく「あげたいもの」を!

★音楽(楽器、音のでるもの)やメッセージ(バナー、プラカード)は各自もちよってくださいね〜!
思い思いのメッセージ、楽器や音のでるものを手に集まりましょう!

★高江や辺野古のプラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
http://takae.ti-da.net/e6827327.html

★当日、県庁前ピクニックで作るもよし!   

Posted by 高江イイトコ at 12:30つながっていることイベント情報

2015年02月16日

ますます必見の「問題作」!ってことにしちゃおうか

標的の村が標的になったーという冗談はさておき。
横浜市教育委員会が、映画『標的の村』の自主上映会の後援をいったん決定した後に、市民からのクレームを受けて撤回したとのことです。
詳しくは記事をお読みください。



映画「標的の村」後援中止 横浜市教委「中立性に誤解」
琉球新報 2015年2月14日




「標的の村」後援中止 横浜市教委「中立性損なう」 「自由な言論守れない」三上監督
沖縄タイムス 2015年2月14日


建設に反対している東村議、伊佐真次さんは「事実に基づくドキュメンタリーだ。『中立性』が何か分からない」と疑問視した。



最近同じようなニュースをよく聞くようになりました。
市民からの「クレーム」で公共団体が委縮し、「政治的中立性」という曖昧な文句で自主規制が進むという。なんとも息苦しいことです。
横浜市教委は悪い前例を作ってしまったのではないでしょうか。



『標的の村』の公式サイトに、配給会社の東風さんの見解が出ています。
映画表現を守る配給会社として実に堂々とした姿勢です。ぜひご一読ください。

「横浜市教育委員会が映画『標的の村』上映会の後援を取りやめたことについて」
http://hyoteki.com/news/?p=430



さてさて教委が後援を取り止めはしましたが、上映会自体が無くなったわけではありません。
逆に話題になって、会場がお客さんで溢れるかもしれません。前売りは早めにゲットしよう!

横浜キネマ倶楽部 第38回上映会
『標的の村』
2月28日(土) 11:00,13:00,14:40
横浜市西公会堂

主催:横浜キネマ倶楽部
Tel:080-8118-8502(10時~22時)
Mail:yokohama_kinemaclub@yahoo.co.jp



全国の自主上映情報はこちらです。
http://hyoteki.com/jyouei/


今後は「問題作」としての箔がついて上映の輪が広がっていくのでしょうか…なーんて。とりあえず一度は観ておくべき映画です!
  

Posted by 高江イイトコ at 19:28メディア掲載上映会情報

2015年02月16日

本日、2月16日の要請行動について。

本日、 2月16日の予定です。
領事館、4軍調整官はこの日、公休日のため取りやめとなりました。

10時30分 嘉手納防衛局前集会(ご参集ください。)
11時30分 防衛局長要請
13時15分 県要請
14時30分 記者会見

以上、N4の提供、N1路側帯の米軍専用化を止めるため、頑張りましょう。
  

Posted by 高江イイトコ at 07:40

2015年02月15日

17日は要請行動@東京 そして夜は交流会!

連続要請行動の時間など未定のものが決まりましたので改めて報告します。(米国総領事館は調整中です。)

16日(月)は、10時半から 沖縄防衛局前で集会、11時半から防衛局要請。
13時15分から県庁13階第5会議室にて県知事要請。中に入れる人数は決まっています。

そして17日(火)防衛省要請@東京は午前中に議員会館で行われますが、中に入れる人が決まっています。
その代わり夜に報告&交流会が高円寺でありますのでぜひこちらにご参加下さい。お待ちしております!




以下、防衛省要請文と17日の報告会情報です。


要請書(クリックで拡大します)


内閣総理大臣 安倍晋三 殿
防衛大臣 中谷元 殿
沖縄防衛局 局長 井上一徳 殿
                     
 新しい年が明け1ヶ月が過ぎました。沖縄のやんばるの森は桜の花が満開です。
 私たちは沖縄県東村高江に住む「ヘリパッドいらない住民の会」と申します。
 日々美しいやんばるの森に囲まれ暮らしていますが、そこに集落を囲むように新しく6箇所もの米軍のヘリパッドを建設すると突然聞かされてから8年目になります。その時から
 「美しく豊かな自然を守りたい」
 「子どもたちの安全を守りたい」
 「戦争は絶対に嫌だ」
と声を上げ行動を続けています。
 今まで何度も防衛局に要請を続けてきましたが、その都度心のない返答に悲しい思いでいっぱいになりました。どうしたら私たちの声をきちんと聞いてもらう事が出来るのでしょうか?新聞報道でも言われていますが、日本とアメリカで、今すでに完成してしまったN4地区のヘリパッドを過半の返還の前に米軍に引き渡す事を決め、N1入り口の県道70号線の路側帯を米軍の占有にしようとしています。N4地区は高江の集落にとても近く、ここでオスプレイは年間1260回訓練(低空飛行での訓練)をすると言われています。そうなれば、私達はここで暮らす事が出来なくなってしまいます。過半の返還、負担軽減と言われ続けてきましたが、返還もされない状況での引き渡し、運用開始は本来ではありえない事です。また米軍の占有になろうとしているN1入り口の路側帯は、私たちがヘリパッド建設に反対の声を伝えるための唯一の手段である「座り込み」をしている場所ですが、それができなくなってしまいます。
 今も毎日の様にいつ落ちるか分からない米軍のヘリコプターやオスプレイが低空で飛び交っています。
 私たちが望むことは、「豊かな自然の中で安心して心豊かに暮らしたい。」「世界的にもとても貴重な自然環境にあるやんばるの森を守り、未来へつなぎたい。」ただそれだけです。
 どうか日本としても沖縄県民の宝、日本の宝そして世界の宝である豊かなやんばるの森と住民の当たり前の暮らしを守るために、国民の声をきちんと聞き、米軍に届け、心ある対応をしていただきますよう宜しくお願いします。

以下 要請いたします。

1  N4地区を米軍に使用させないこと。 
  ここでのオスプレイの訓練がはじまれば私達は生活出来なくなってしまいます。また、希少な小動物達も繁殖する事が不可能になります。
2  N1入り口の路側帯を米軍の占有にしないこと。
  この場所は県道でもあります。米軍に渡すのではなく沖縄県民に返して下さい。
3  今すぐ高江のヘリパッド建設を中止し、世界自然遺産への登録に向けて進んで下さい。
  ヤンバルの森は,世界的にもとても貴重な自然環境にあります。命育む豊かな森を守って下さい。そして戦争につながる事は一切しないで下さい。未来の子ども達に争う事ではなく豊かな自然を残して下さい。
4  今すぐ沖縄の米軍基地を閉鎖し沖縄へ無条件返還をして下さい。
  沖縄県民はこれ以上基地に囲まれて暮らす事に耐えられません。その事は 今回の衆議院議員選挙でも県知事選挙でも明らかです。沖縄の土地をすべて沖縄県民へ返してください。平和で豊かな沖縄を返して下さい。
          
以上






http://helipad-verybad.org/modules/d3blog/details.php?bid=449

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緊急開催!!!
【ゆんたく高江 やんばるの森を守って! 直訴報告&交流会】

1月に直訴ツアーをしたばかりですが、その直後に高江では
N4地区のオスプレイパッドを米軍に提供するとの報道がありました。
それを受け、2月17日(火)の昼間、衆議院議員の赤嶺政賢さんに尽力いただき、
防衛省職員を議員会館に呼んで、直訴第2弾を行うことになりました。
今回は高江から、住民の伊佐育子さんと安次嶺雪音さんがいらっしゃいます。
この要請は事前申請した人のみの参加になりますが、
夜に高円寺で要請報告および交流会を行います。
ぜひこちらに参加くださいますようお待ちしております。


【ゆんたく高江 やんばるの森を守って! 交流会】
日時:2月17日(火) 19時〜
場所:高円寺 素人の乱12号店 http://12gouten.shirouto.org/about/
料金:ワンドリンク&カンパ制(たべもの持ち寄り歓迎)

1月27日の第1回直訴ツアーおよび、第2回の防衛省直訴の報告と、
高江住民の伊佐育子さんと安次嶺雪音さんを囲んで現地の現状をお聞きし、
交流したいと思っております。
高江のことが心配な方、高江に行ってみたいと思っている方、
ぜひお気軽にお越し下さい!

ゆんたく高江

WEB:http://helipad-verybad.org/
MAIL:yuntakutakae@yahoo.co.jp
Twitter: http://twitter.com/yuntakutakae
Facebook: http://www.facebook.com/YuntakuTakae

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Posted by 高江イイトコ at 11:59陳情・要請イベント情報

2015年02月13日

沖防、県庁、防衛省、米国総領事館に行って

N4ヘリパッド運用しないで! 座込みテントのある路側帯を米軍占有にしないで! ヘリパッド建設やめて!

要請行動を各所に連続で行います。東京にも行きます。
皆様ぜひ現地で会いましょう。一緒に声を上げましょう。



まずは2月16日(月)に嘉手納の沖縄防衛局。
10時半から 防衛局前で集会、11時半から要請
です。 

要請書(クリックで拡大)




沖縄防衛局 局長 井上一徳 殿

新しい年が明け1 ヶ月が過ぎました。やんばるの森は桜の花が満開です。
私たちは東村高江に住む「ヘリパッドいらない住民の会」と申します。
日々美しいやんばるの森に囲まれ暮らしていますが、そこに集落を囲むように新しく6箇所もの米軍のヘリパッドを建設すると突然聞かされてから8年目になります。その時から
「美しく豊かな自然を守りたい」
「子どもたちの安全を守りたい」
「戦争は絶対に嫌だ」
と声を上げ行動を続けています。
今まで何度も防衛局に要請を続けてきましたが、その都度心のない返答に悲しい思いでいっぱいになりました。どうしたら私たちの声をきちんと聞いてもらう事が出来るのでしょうか?新聞報道でも言われていますが、日本とアメリカで、今すでに完成してしまったN4 地区のヘリパッドを過半の返還の前に米軍に引き渡す事を決め、N1入り口の県道70号線の路側帯を米軍の占有にしようとしています。N4地区は高江の集落にとても近く、ここでオスプレイは年間1260 回訓練(低空飛行での訓練)をすると言われています。そうなれば、私達はここで暮らす事が出来なくなってしまいます。過半の返還、負担軽減と言われ続けてきましたが、返還もされない状況での引き渡し、運用開始は本来ではありえない事です。また米軍の占有になろうとしている路側帯は、私たちがヘリパッド建設に反対の声を伝えるための唯一の手段である「座り込み」をしている場所ですが、それができなくなってしまいます。
今も毎日の様にいつ落ちるか分からない米軍のヘリコプターやオスプレイが低空で飛び交っています。
私たちが望むことは、「豊かな自然の中で安心して心豊かに暮らしたい。」「世界的にもとても貴重な自然環境にあるやんばるの森を守り、未来へつなぎたい。」
ただそれだけです。
どうか沖縄防衛局としても県民の宝、世界の宝である豊かなやんばるの森と住民の当たり前の暮らしを守るために、県民の声をきちんと政府や米軍に届け、心ある対応をしていただきますよう宜しくお願いします。


以下 要請いたします。

1 N4地区を米軍に使用させないこと。
(過半の返還の前に提供することはありえません)

2 N1 入り口の路側帯を米軍の占有にしないこと

3 ヘリパッド工事の車両に村道の通行をさせないこと

4 今すぐ新しいヘリパッドの建設を中止して下さい。

以上







16日午後からは県庁へ(時間未定)。ヘリパッド反対を表明してくれた翁長新知事に要請に行きます。

要請書(クリックで拡大)




翁長雄志 沖縄県知事 殿

新しい年が明け1 ヶ月が過ぎました。やんばるの森は桜の花が満開です。
翁長県知事におかれましては、日々県民のために全力でがんばっていただき本当にありがとうございます。
私たちは東村高江に住む「ヘリパッドいらない住民の会」と申します。
日々美しいやんばるの森に囲まれ暮らしていますが、そこに集落を囲むように新しく6箇所もの米軍のヘリパッドを建設すると突然聞かされてから8年目になります。その時から
「美しく豊かな自然を守りたい」
「子どもたちの安全を守りたい」
「戦争は絶対に嫌だ」
と声を上げ行動を続けています。
今まで何度も沖縄県防衛局等などに要請を続けてきましたが、その都度心のない返答に悲しい思いでいっぱいになりました。そんな中、昨年年末に「翁長新知事」が誕生し、その前にはヘリパッド建設に反対の声を上げる東村議会議員も誕生し、衆議院選挙でも私たちの思いが形になり、やっと希望の光が差し込んできました。その光はまだまだ小さいですが確実に私たちを明るく照らしてくれています。この光をこれからどんどん大きくしていきたい。沖縄中そして日本中が明るく輝くようにこれから増々諦めずに頑張っていこうと思っています。翁長知事も県行政の業務に加え、辺野古を含む米軍基地問題等めまぐるしくご多忙な状況でいらっしゃることは十分理解していますが、どうしても「高江のこと」をお伝えし、お願いしたいことがあります。
新聞報道でも言われていますが、日本とアメリカで、今すでに完成してしまったN4 地区のヘリパッドを過半の返還の前に米軍に引き渡す事を決め、N1 入り口の県道70号線の路側帯を米軍の占有にしようとしています。N4地区は高江の集落にとても近く、ここでオスプレイは年間1260 回訓練(低空飛行での訓練)をすると言われています。そうなれば、私達はここで暮らす事が出来なくなってしまいます。過半の返還、負担軽減と言われ続けてきましたが、返還もされない状況での引き渡し、運用開始は本来ではありえない事です。また米軍の占有になろうとしている路側帯は、私たちがヘリパッド建設に反対の声を伝えるための唯一の手段である「座り込み」をしている場所ですが、それができなくなってしまいます。やんばるの森は世界的にもとても貴重な自然環境であり世界の宝です。守り受け継いでいかなければいけないものです。
今も毎日の様にいつ落ちるか分からない米軍のヘリコプターやオスプレイが低空で飛び交っています。
私たちが望むことは、「豊かな自然の中で安心して心豊かに暮らしたい。」「世界的にもとても貴重な自然環境にあるやんばるの森を守り、未来へつなぎたい。」
ただそれだけです。
どうか沖縄県としても県民の宝、世界の宝である豊かなやんばるの森を守るため、住民の安心安全な当たり前の暮らしを守るために、米軍へ引き渡されたN4地区を運用する事に抗議し、県道を米軍の提供区域にすることを拒否して、更には新しいヘリパッドの建設に反対の声をあげていただきますようよろしくお願い致します。未来の子ども達のために一緒にがんばりましょう。


以下 要請いたします。

1  N4 のヘリパッドの米軍への提供に対して反対の声をあげて下さい。

2  N1 入り口の県道70 号線の路側帯を日米共有から米軍の占有に変更することを認めないで下さい。

3  新基地建設反対、オスプレイの配備を許さないという翁長知事の公約を県政に反映させ、高江ヘリパッド建設反対の声を今すぐあげて下さい。







17日(火)は東京へ。11時から防衛省要請です。
場所は防衛省ではなく衆議院第一議員会館の第3会議室になる予定です。

そしてまだ日程調整ができていませんが米国総領事館への要請も予定しています。


県、防衛省、米国総領事館の詳細はまた改めて告知します。
どうぞよろしくお願いします。

  

Posted by 高江イイトコ at 13:49陳情・要請

2015年02月13日

海兵隊の幹部の言動が報道されています

「反対運動『金もらってる』北部訓練場司令官 高江住民に暴言」『琉球新報』2015年2月13日1面。
新報のweb版でも記事が出ています

いまだに冷戦下のような見方にちょっと驚きました。占領下でもあるまいし、沖縄に暮らしている住民の気持ちや、選挙の結果に表された民意にきちんと敬意を払って欲しいと思います。

今朝は、沖縄タイムスのほうでは、別の海兵隊幹部のシンクタンク批判がトップ記事になっていました。

米軍もこぞって、安倍政権の基地建設強行に加勢をしはじめたのでしょうか。

と思っていたら、今日の午前中に翁長県知事の定例記者会見があったと、さっそく報道がwebに上がっていました。
琉球新報はこちら。
「翁長知事、サンゴ破壊「逸脱している」一時停止指示、近く判断」琉球新報web2015年2月13日。
 「米軍北部訓練場の司令官など在沖米軍の士官らが基地建設に反対する市民団体の運動について、事実と異なる見解を発信していることが明らかになっていることについては「憤りのようなものがある。良き隣人としては程遠い。根底にある考え方は何なのか、大変疑問が湧いてくる」と述べ、強く批判した。」


沖縄タイムスのweb版はこちら。
「辺野古 知事が作業一時中止の要求検討」沖縄タイムスプラス2015年2月13日11:08。
「在沖米海兵隊の現職大尉など米軍幹部から、基地建設に反対する市民への問題発言が相次いでいることには「たいへん残念というか、憤りもある。沖縄にどれだけ日米安保体制の過重な負担が来ているか、現場の状況を分かっているのか。良き隣人には、ほど遠い」と批判した。」


明日には紙面になると思いますが、ちょっと先取り的に。



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(2/18追記)


琉球新報web2015年2月14日
  

Posted by 高江イイトコ at 12:40メディア掲載

2015年02月12日

君 死にたもうことなかれ



昨夜はひさしぶりに晴れていて
2階の寝室の布団の中から月がのぼっていくのが見ながら寝た。

ふと夜中に目が覚めたら、月がみえない。
窓枠より外に空高くあるのだろうけど
不安な気持ちになってじっとしていたら

「君 死にたもうことなかれ」と思った。

おとついN4ゲート前で見かけた、黄色い装甲車の中で眠る眼鏡をかけた若い米兵のことなのか

16、18、21と年頃の息子たちのことなのか

昨夜会った19歳の座り込みに来てくれた青年のことなのか

半分寝ぼけながらもひどく悲しくて
月のない空をみながら
「君 死にたもうことなかれ」「君 死にたもうことなかれ」と
頭の中でくりかえしながら寝た。

誰も殺されたらだめだ。殺してもだめだ。


takae-t
  

Posted by 高江イイトコ at 18:20つながっていることくらし

2015年02月10日

「『生活』から生まれることが、一番強靱なものだったりします」

昨日、月曜日の新聞はお休みだったので、今朝、野営訓練のことが掲載されていました。
住民には暴力組織を使ってルールを守らせ、自分たちの都合の悪いときには手続きなんか一切無視して、「粛々」「瑕疵はない」などと一方的に決めつければまかり通ることを「権力」「暴政」「独裁」というのではないだろうか。でも自然に親しみつつ生活を日々見直しながら「自分に何ができるだろう」と考える住民によって社会は変わるのだと思います。やんばるの森と海で民主主義を育てています。

「提供前の着陸帯米軍、野営訓練か/高江、装甲車など敷地に」『琉球新報』2015年2月10日35面。
「N4のヘリパッド2カ所は、1月30日に日米求道委員会で米軍への提供が決まったが、閣議決定を経た米側への正式引き渡しは済んでいないという。」





根本きこ「社会を変えるには:やんばるからの手紙(92)」2015年2月10日17面。
「一番身近なところ、衣食住から考えてみると、「できること」が明確に浮かび上がってきます。その小さな積み重ねが、きっと社会を変えることにつながる。」


このお隣のコラムの見出しに「残虐映像どう対応」という文字が・・・。何十年ものあいだ毎日、基地をめぐる暴力のニュースに曝されていることも、残酷なことだと思う。木のこぶに根をはったオオタニワタリや二重に架かった虹をゆっくり見上げる時間も大切、大切。
  

Posted by 高江イイトコ at 11:33メディア掲載

2015年02月10日



昨日、大きなきれいな虹が出ました。

高江だけじゃなくて、沖縄県内あちこちで見れたようですね。

大きな虹で、ダブルレインボーだった。

N4では、米軍が演習を続けています。


  

Posted by 高江イイトコ at 07:31

2015年02月09日

言葉がない・・・

今日は日曜日だというのに朝の7時から大騒ぎの高江でした。
「N4ゲートに米兵のにいさんたちが4名立っている」
この急報で慌てて何名かが駆け付けたわけです。

住民「何をしてるんですか」
米兵A「ナゴポリスを呼んだ」
住民「は?は?なんで?」
米兵A「(ツーン)・・・」
住民「えっと(汗)、お話伺っているんですケド」
(米兵B、レッドブルをゴクリ。)
住民「ここは日本なので日本語でお話しませんか」
米兵A「ここは沖縄だ」
住民「う、う。あ、いや。そんで、な、何をしているんですか。公務ですか。ケーサツ呼ぶんじゃなくて、ここに住んでいる人に説明して下さい。」
米兵A「その車が違法駐車だからナゴポリスを呼んだ」
住民「ええっ!?」
米兵A「ナ・ゴ・ポ・リ・ス」
住民「いやいや、そこじゃなくて。どの車が?てか、この県道にあるこれ(米軍バリケード)のほうが違法だと思いますが・・・」

なんか、こんな感じの、かみ合わない会話。
この人たちは明らかによく状況を飲み込んでいないのに、上官に命令された通りにやっている。
しばらく後で冷静になったら、なんとなくそんな風に思えてきました。「日曜日の朝から訓練だと命令されて、よく判らないコトバが書かれた布きれのひらひらしているあの場所に立たされてみたら、わらわらと現地住民が集まって来て、不審そうにこっちを見ている、コワイ・・・」とか、そんな感じでしょうか。「到着したらナゴポリスを呼べ」とも、命令されていたのでしょうか。軍隊がなぜ市民のサーヴィスのための警察の助けを呼ぶのか。一瞬でも不思議に思ったでしょうか。朝から集まってきた住民のことは、若い彼らの目にはどんな風に見えていたのでしょうか。そう思うと、言葉もありません。

ともかく複数名で観察することに。そうしたら、次々と重量級の軍車両がN4に入って来ました。以前にもあったような大規模な野営訓練が、始まるのかというような様相です。N4の2基のヘリパッドをつくった場所は、LZ17(Landing Zone 17)という、北部訓練場のなかでも多分一番大きな既存の着陸帯のある場所です。以前も、沢山のハンビー車両が入ってテントなど沢山張って、野営訓練が行われた場所です。今回、「先行提供」されるとの報告を承けて早速訓練で使うことにしたのか。そもそもこの大規模訓練の計画があったから、日本が慌てて先行提供したのでしょうか。いずれにしても新設ヘリパッドの提供はまだ開始されていないと思うのに勝手に繰り上げ使用しないで欲しいです。

警察の皆さんも、呼びつけられたのに、米軍車両が我が物顔でゲート内に入っていくのを見てうんざり呆れたのではないでしょうか。
そもそも、米兵がなぜ沖縄の市民のための警察を呼びつけるのか、米軍はなぜ、提供区域内や、供用解除が問題となった路肩でもない、まさに県道にバリケードを設置するのか、この横暴には本当に頭に来ました。頭に来た上にバタバタのせいでお弁当用に作ってもらったおにぎりは車の中に忘れてしまうし、やっと一息つけた休みに呼び出されて駆け付けてくれた座り込みメンバーもいたし、本当に酷い日曜日でした。

今日の件をQABさんが報道して下さっています。
QAB「提供前の高江ヘリパッド内で米軍が訓練か」(2015年2月8日 17時46分)。  

Posted by 高江イイトコ at 01:20座り込み

2015年02月07日

大浦湾からの悲鳴

連日連夜、辺野古からの情報に胸を痛める日々です。
特にこの数日は、まるで大浦湾から悲鳴が聞こえてくるようです。



※ 写真は辺野古の船長 金井創さんと、フォトジャーナリストの森住卓さんから

沖縄防衛局によって、サンゴ礁の上に巨大なアンカーが次々と投入されているのです。

サンゴは悠久の年月をかけて成長し、美しい姿を形成します。
それに比べると、私たちの一生なんて、ほんの一時的存在にすぎません。
それなのに、目先の利欲に走る人間は、そのありがたさや貴重さがわかりません。

私たちは一瞬にして、100年200年、いや それ以上の単位の地球の財産を、今まさに失っていっているのです。

 
※ 写真はサンゴ礁を覗き込むカヌー隊と、ハマサンゴ

また、海保によるカヌー隊への暴力も、想像を超える激しさで、問題になっています。
映画『圧殺の海』では、カヌー隊のメンバーが「今までは、人殺しの訓練の手助けをする海保という認識でしたが、このままでは海保自身が、この海で人を殺めてしまうのではないか。」と語っているシーンもありました。

海保との攻防や、海保の卑劣さは、カヌー隊で活躍されている目取真さんのブログや、船長をされているチョイさんのブログに、詳しくリポートされています。(ほぼ毎日更新)

とにかく一日でも一刻でも早く、辺野古での自然破壊と海保の暴力を止めなければなりません。
そこで、このブログを閲覧してくださっている皆さんに、緊急のお願いです。

“県知事権限で、国に対し岩礁破砕許可申請をさせるよう求める緊急要請”に賛同し、お名前を連ねていただけないでしょうか。

締め切りは2月9日(月)の夜です。また、この動きを広めて、たくさんの方に連名してもらいたいです。
もちろん、県外の方も大歓迎です。

● メールアドレスなど、個人情報に関することを公開することはありませんが、連絡等で必要になる場合があるので必須でお願いします。
● 所在地や肩書きは自由記載(記載しないも可)ですが、県内なのか県外なのかは必須でお願いします。
  (県庁に「どうせほとんど県外だろ」と憶測で捨て置かさせないために、そこははっきり示します)。

沖縄県という県民の大切な公共団体、そこの知事という大事な公職への要請なので、できるだけしっかりと連名で要請します。仮名やイニシャルだけのニックネームやハンドルネームは連名として記載できない場合があることを了承ください。必須記載事項のメールアドレスが間違っているなどの場合も同様です。

賛同受付フォーム:http://goo.gl/forms/Wb389OAYDg

※ メールの場合は admin@projectdisagree.org に、以下の項目を書いて送って下さい。

お名前/所在、所属など/沖縄県の方ですか、県外の方ですか?/メール連絡先 

以下が要請文です。状況が刻々動いていますので微修正があることをご了承ください。

*****

2015年2月 日
沖縄県知事
翁長雄志様

沖縄県は沖縄防衛局に対して、大浦湾内での「アンカー設置」作業を中断し直ちに岩礁破砕許可申請するよう勧告を
(緊急要請)

 ご承知のように、現在、辺野古新基地建設を進めるために、沖縄防衛局は名護市の大浦湾内において、工事区域内外にフロートやオイルフェンスを敷設すべくアンカー設置作業を強行しています。
 沖縄防衛局の予定では、アンカーは合計75箇所にも設置され、トンブロックと呼称されるコンクリート製のアンカーは1基が10tから最大45tにもなる巨大な物です。沖縄防衛局が沖縄県農林水産部からの照会に応じた回答では、それらの具体的な設置場所等も不明であり、サンゴ類の生育状況に配慮して設置するということでしたが、実際にはサンゴや岩礁が破壊されていることが市民グループにより確認されています。
 これら環境に重大な影響を及ぼしているアンカー設置作業について、沖縄防衛局は本工事への岩礁破砕許可等を踏まえ、岩礁破砕関連手続きの対象にならないと判断しているとしています。
 これらについて沖縄県としては、新聞報道によると「回答内容を精査し判断する」と述べておられますが、沖縄県担当職員が内容を精査し判断している間も、大浦湾では「粛々」と巨大なアンカーが投下され環境が破壊され続けています。
 辺野古に新基地は造らせないを公約して当選なされた翁長県知事におかれては、一刻も早く、沖縄防衛局に対して大浦湾内での「アンカー設置」作業を中断し岩礁破砕手続きに基づいた許可申請するよう勧告してください。
 アンカー設置行為は本工事でないにも関わらず、沖縄防衛局が県の勧告に対して手続きに関する「見解の相違」などと従わないようであれば、本工事の岩礁破砕許可に関しても許可条件に対する事業者側の誠実な履行が望めないからと許可を取り消せばいいのだと思量します。
 現地では、カヌーに乗り抗議する市民・県民に対する海上保安庁職員による暴力的排除行為が連日行われており、ことは市民・県民の生命を守るためにも大至急を要する事案です。

 以上、速やかな行動を求めます。

沖縄県民とすべての憂慮する市民有志
(連名)

*****

カヌー隊を照らす太陽に、希望を重ねます。
どうかこれ以上、海も人も傷つくことがないように。

辺野古の海を守る全ての人の想いへの感謝と敬意を込めて。

text and photo by tokko

  

2015年02月06日

米兵は民衆の味方、トモダチ?それとも民衆の敵、パブリックエネミー?




去年から、高江で座り込みを続ける、まるさんのブログ『沖縄東村高江で生きる』
日々、高江で起こっていることを、細かくレポートしてくれていますので要チェックです。

昨日の記事を読んで、北部訓練場の責任者クラスが、この程度の認識じゃあ腹がたつというより、あきれるばかりなり。これじゃ「米兵はバカです」って自分で言ってるようなもんだ、、、

まあ、在沖米国総領事のアルフレッド・マグルベーが、「歴史の流れの中で、どうして普天間飛行場のまわりに住宅が密集したのか不思議だ。」なんて、頭の中に脳味噌じゃなくて、フーチャンプルーか豆腐ようでも入ってるのか? ってな発言してるくらいだし、トップがこういう考えじゃ、「米兵の中にも、いいヤツはいるんだ」なーんてハッピーな考えじゃ、もうすまされない。

こんな人たちに、国税から1日計算5億円もお小遣いあげることないよ。
この「思いやり予算」がなければ、本国からも、「存在意義がない」と言われてるマリーン海兵隊は、沖縄に駐留できませーん。

ケビン・メアもひどかったけど、
こんな人たちがトップじゃ、そりゃ米兵も事件起こすわ。

やっぱり米兵さんには、沖縄から出て行ってもらいましょ。
どうしても沖縄が好きになっちゃった人なら、兵隊やめて、シビリアンになって残ってもらいましょ。

彼らはこんなこと考えてるんです。
『沖縄東村高江で生きる』2015.2.5「主張ですが」

★高江では、沖縄の意見を完全に無視してる、こんな米軍や日本政府と日々、闘わなきゃいけない状況です。
すこしでもいいんです。
全国からのみなさんのこころのカンパおまちしてまーす!

郵便振替 01780-1-65612
払込先名義 ブロッコリーの森を守る会

最後に、
Marines! Don't be mistaken!
The Okinawan people don't need you.
Go back home to your country at once.


  

Posted by 高江イイトコ at 17:31

2015年02月04日

N4で、さっそく我が物顔

一方的に提供を宣言されたと思ったら、すぐさま米兵の登場。県道での行軍は許されていませんが、「オレん家」だと言い放ったそうです。えー。違うでしょう。

「東村高江の県道銃所持米兵40人/住民ら抗議」『沖縄タイムス』2015年2月4日29面。
「出て行け」と抗議した住民に、米兵は「マイホーム」と大声を出したという。




「負担増前倒し/米軍優先に不満噴出/高江N4着陸帯先行提供」
「武装兵N4入る/1月に提供の着陸帯」
『琉球新報』2015年2月4日28面。
「返還が進んでも高江集落の負担は増えるだけで、先行提供は負担増を前倒ししただけとも言える。」
「N4に入った米兵は身をかがめて銃を構えるなどして、訓練場の奥に進んで行った。
 迷彩服姿で、顔にペイントなどを施した米兵は、米軍トラックに乗ってN4ゲート前の県道70号に着くと、訓練場内から出て来たパーカ姿の米兵に先導されて内部に入った。」

隣の記事「琉球併合は『国際法違反』/独立学会日本政府に謝罪要求」では、「一方、松島共同代表らは、辺野古新基地や東村高江のヘリパッドの建設問題について「基地の押し付けは琉球への差別だ」とし、建設の即時中止・撤回を求めた」とありました。



また、新報の2面には、辺野古の基地建設について、海外識者がオバマ大統領に書簡を送ったという、その全文が紹介されていました(次はぜひ高江のことも加えてもらいたいよ!宜しくお願いします)。
「県知事選では移設に反対する翁長雄志氏が勝利し、移設に反対する地元名護の稲嶺進市長も再選した。日米両政府によるこの結果の無視は民主主義の侵害だ。」


いろんな人が、いろんな場所から、いろんな立場から、抗議をし、反対を主張しています。

それで、東村は、というと・・・。
「集落内道路の不使用を要求/東村長ヘリパッド工事で」『琉球新報』2015年2月4日2面。
「工事予定地への経路として車両が集落内道路を通行しないよう文書で要請した。」
「「集落内の学校上空などを飛ばないなど、生活環境に最大限配慮してほしい」と米側への伝達を求めた。」


いやいや、村長。工事に反対して下さい。昨日の新報の社説のようにズバッと抗議して下さい。
「取り決めを無視する組織に提供すれば、無謀な訓練が横行する」んです。さっそく横行しているんです。東村で起こっているんです。速攻で抗議して下さい。

  

Posted by 高江イイトコ at 12:11メディア掲載

2015年02月04日

2月7日(土)ゆんたくるーの『高江 タコ焼きパーティー!』



2月7日(土) 『高江 タコ焼きパーティー!』
昼12時から @N1テントにて


辺野古のゲート前で、夜な夜なカレーパーティーや鍋をしながら勉学に励む、そんな頼もしい学生たち『ゆんたくるー』が高江で、タコ焼きパーティーをくわだてたっ!
そして、、、なぜか高江には、立派な業務用のタコ焼き器があるのだっ!
集りましょー! みんなでアツアツのタコ焼きを食べながら、次の計画をくわだてよう!








  

Posted by 高江イイトコ at 09:56イベント情報