今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2019年10月09日

県陳情と県要請

9月24日に沖縄県議会と県知事に陳情 要請書を提出してきました!!
現在も米軍によるヘリやオスプレイの訓練が続いています。
1日も早く静かな森に戻りますように。

%E7%9C%8C%E8%A6%81%E8%AB%8B2019.9.pdf (PDF: 72.62KB)



  

Posted by 高江イイトコ at 09:41陳情・要請

2018年11月24日

12月5日 東京でのイベントと政府交渉のおしらせ

沖縄も少しずつ寒くなってきました。
もう12月
1年があっという間です。

6月の11周年集会の際に沖縄の島々で軍事拡大に反対する共同声明を発表しました。
今回その共同声明に基づく政府交渉を行います。
石垣 宮古 与那国 伊江島 辺野古 高江
沖縄県内だけでもものすごい勢いで軍事拡大が進められています。
それは同時にそこで暮らす人々の安全で安心な暮らしを奪います。
今回は各地域の人たちと一緒に、沖縄の人々の人権をまもるため、軍事拡大をストップしてもらうための政府交渉です。

そして、そんな沖縄の状況を東京のみなさんに知ってもらうためのイベントも開催します!
この機会に是非沖縄の生の声を聞きに来てください!

12月5日(水)

政府交渉と記者会見

19時から 沖縄の現状と政府交渉の報告をするイベント
場所 東京理科大学神楽坂キャンパス

参加団体
「ヘリパッドいらない」住民の会(高江)
 ヘリ基地反対協議会(辺野古)
 ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会(宮古島)
 石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会(石垣島)
 与那国島の明るい未来を願うイソバの会
 伊江村有志







  

Posted by 高江イイトコ at 12:40陳情・要請イベント情報

2018年01月12日

「沖縄とグアムの軍事拡大に反対する共同声明」の 政府交渉と記者会見のお知らせ

2017年10月に沖縄とグアムの団体で軍事拡大に反対する共同声明を出しました。
これを今回日本政府へ届けます。




概要はつぎの通りです。

沖縄では県民の民意が無視され続け、県民の新基地建設に反対する声を国が強制的に力づくで押さえつけています。そして米軍のヘリが民間地に墜落しても、ヘリから落下したものが民間地に落ちても、民間地の上空をヘリが飛ばなくなることはありません。私たち県民の命は常に危険にさらされ、守られていないのです。
何度訴えても県民の声を聞いてもらえない状況の中、またグアムや他の小さな島々でも同じようなことが起こっていて、同じように苦しい思いをしている人たちが沢山いることを知りました。
今回そんな同じ状況に苦しんでいる国々と繋がり声を上げていこうという行動の最初の一歩、グアムとの共同声明が実現しました。
これ以上世界のどこにも基地はいらない。戦争のない平和な世界を作りたい。その思いをグアムの人たちと一緒に日本政府に届けます。



政府交渉(防衛省外務省)
 2018年1月26日(金) 14:00〜15:30
  場所 参議院議員会館2階の議員第2会議室
記者会見 16:00〜 
同会場(参議院議員会館2階の議員第2会議室)

 1月27日(土)に東京でグアムのことを知る交流勉強会をします!
場所と日時は後日お知らせします!


  

Posted by 高江イイトコ at 10:02陳情・要請

2017年11月21日

防衛省交渉

沖縄も寒くなってきました。
昨日サシバを見かけました。
冬がやってきますね。

さて、10月11日の米軍ヘリの墜落に関して、ありえない国の対応を問いただすために
防衛省交渉に行きます!

11月29日(水)午前中(おそらく11時)

11月28日に集会をします。

防衛省交渉前の集会は、
28日19:00〜21:00 阿佐ヶ谷産業商工会館でやります。

みなさん是非きてください!

そして高江では工事が終わったと言われていますが
私たちの活動はこれからです。
米軍の超低空飛行訓練により、安心して生活ができなくなってしまうからです。
先日の墜落も含め、ありえない今の状況を1日も早く改善しなくてはいけません。
北部訓練場の全てヘリパッドの使用中止と撤去を求め実現させるために頑張りますので
皆様の変わらぬご支援をお願いします!

「ヘリパッドいらない」住民の会では今後新たな活動もしていくことになります。
カンパの方もどうかよろしくおねがします。





内閣総理大臣 安倍晋三 殿                       2017年11月29日
防衛大臣   小野寺五典 殿
沖縄防衛局長 中嶋 浩一郎 殿
                             「ヘリパッドいらない」住民の会
                               沖縄県国頭郡東村高江85-2 
                                  伊佐真次 安次嶺現達
                              島ぐるみ会議東
                                  當山全伸
                        賛同団体 ヘリパッド建設に反対する現地行動連絡会
                             共同代表 間島 孝彦 仲村渠 政彦
               
海兵隊CH53E大型輸送ヘリ墜落に対する抗議・要請

 10月11日午後5時35分ごろ東村高江の民間地に米軍機CH53Eが墜落しました。私たちが抱き続けていた不安が目の前でついに現実のものとなりました。高江集落を囲むように新しく6箇所のヘリパッド建設工事が着工してから10年。私たちは墜落の危険にさらされるのではないかという不安を抱え続けてきました。米軍機は県民の命の水瓶であるダムの上も飛び回ります。また私たちの住宅の真上を夜11時過ぎまでオスプレイやCH53などが超低空で飛び交うため、「このままでは子供達の命を守れない」と引越しをした家庭もあります。私たちは騒音や低周波の被害や墜落の危険などを、今まで何度も国にも防衛局にも東村にも国頭村にも沖縄県にも訴え続けてきましたが、「基地負担軽減のためだ」と言いながら、村は容認し国は工事を強行しました。
 今回の墜落においてはまさに起こるべくして起こった事故であり、今後もこのまま米軍が訓練を続ける限り、同じことが起こるであろうことは明確です。これは私たちの命に関わる大問題です。国も東村も住民の命を守るどころか犠牲にしているのです。更に墜落の原因究明やストロンチウムによる人体への影響など何も明らかになっておらず、私たち住民の不安は何一つ解消されていない状況で、わずか一週間後に飛行訓練が再開され日本政府もそれを追認するという全く住民の命を軽視する行動に憤りを覚えます。
国は「沖縄県民に寄り添う」と言っていますが、実際は寄り添うどころか私たちの声を無視し、排除し続けています。私たちには人として暮らす権利があります。そしてその権利を誰も奪うことはできません。いくら原因を究明しても再発防止を申し入れても同じことが繰り返されているという現実が沖縄にはあります。私たちが本当に安心して暮らせるようになるためには、すべてのへりぱっどの使用中止しかありません。
 私たちは今回の墜落事故を許すことは断じてできません。
 私たちは私たちの命を守るために、二度と同じことが起きないように、ここに米軍と国に対し抗議し、すべてのヘリパッドの使用中止と撤去を強く求めます。   

                 


  

Posted by 高江イイトコ at 15:51陳情・要請

2017年10月13日

抗議声明

高江区の抗議決議と同様に住民の会も抗議声明を発表します!

海兵隊Ch53E大型輸送ヘリ墜落に対する抗議声明

10月11日午後5時35分ごろ東村高江の民間地に米軍機CH53Eが墜落しました。私たちが抱き続けていた不安が目の前でついに現実のものとなったのです。高江集落を囲むように新しく6箇所のヘリパッド建設工事が着工してから10年。私たちは墜落の危険にさらされるのではないかという不安を抱え続けてきました。米軍機は県民の命の水瓶であるダムの上も飛び回ります。また私たちの住宅の真上を夜11時過ぎまでオスプレイやCH53などが超低空で飛び交うため、「このままでは子供達の命を守れない」と引越しをした家庭もあります。私たちは騒音や低周波の被害や墜落の危険などを、今まで何度も国にも防衛局にも東村にも国頭村にも沖縄県にも訴え続けてきましたが、「基地負担軽減のためだ」と言いながら、村は容認し国は工事を強行しました。
今回の墜落においてはまさに起こるべくして起こった事故であり、今後もこのまま米軍が訓練を続ける限り、同じことが起こるであろうことは明確です。これは私たちの命に関わる大問題です。国も東村も住民の命を守るどころか犠牲にしているのです。私達はこれからも常にこんな危険な状況で暮らし続けなければいけないのでしょうか。
国は「沖縄県民に寄り添う」と言っていますが、実際は寄り添うどころか私たちの声を無視し、排除し続けています。私たちには人として暮らす権利があります。そしてその権利を誰も奪うことはできません。
いくら原因を究明しても再発防止を申し入れても同じことが繰り返されているという現実が沖縄にはあります。私たちが本当に安心して暮らせるようになるためには、北部訓練場の全面返還しかありません。
私たちは今回の墜落事故を許すことは断じてできません。
私たちは私たちの命を守るために、二度と同じことが起きないように、ここに米軍と国に対し抗議し、北部訓練場の全面返還を強く要望し行動していきます。   

                  ヘリパッドいらない住民の会 一同
  

Posted by 高江イイトコ at 09:23陳情・要請

2016年03月16日

やんばるの森にオスプレイパッドいらない! 本当の世界遺産をめざそう

現在、奄美・琉球の世界自然遺産登録の動きが進んでおり、やんばるの森も範囲の1つとなっています。
流れとしては、国立公園に指定(2016年7月)後、世界自然遺産登録(2018年夏を目指している)となるそうです。
世界自然遺産登録によって本当に環境の保全が守られるのであれば良いのですが、懸念があります。
SACOによって返還された土地を自然遺産登録エリアに追加するという計画があり、登録のためにオスプレイ基地建設が後押しされてしまうという事態が予想されます。
国が県や北部3村に、登録とリンクしてSACO を進めるよう要請する動きがありました。(去年8月に菅官房長官が東・国頭村村長と会って、話をしたり、沖縄県知事に協力を求めたりしました。)
世界自然遺産登録がオスプレイの基地建設(SACO )を後押しすることは、その趣旨と反するし、登録を望む人の気持ちを利用するやり方は許せないと思っています。
登録を阻んでいる大きな問題の1つは、広大な米軍基地であり、本当に登録するのであれば、全面返還する必要があると思います。
私たちは、この現状を広く表明・報道することで、安易なデマ報道を防ぎ、適正な登録を進めて貰いたいと思っています。

私たちは以下の目的で4月に東京で世界自然遺産登録に関しての要請行動(4/15院内集会、4/16一般集会(主催:辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク、ヘリパッドいらない住民の会、高江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会)を予定しています。また、沖縄県やIUCNへも要請していく予定です。

① 世界自然遺産登録と高江ヘリパッド建設がリンクすることについての不当性を公式な場で表明すること。
② 世界自然遺産登録に向けて北部訓練場の全面撤去を求める。県民の水源地であることも訴える。
③ 世界自然遺産登録にあたって環境の保全等が適切か確認する。または、申し入れをする。



(やんばる国立公園ならびに世界自然遺産候補予定区域と米軍北部訓練場の位置関係がよくわかる図です。クリックで拡大します)


(住民の会S)  

Posted by 高江イイトコ at 13:56やんばるの自然陳情・要請イベント情報

2015年08月29日

県も村も反対の声を明確に伝えて下さい!

「高江ヘリパッド『県も反対して』市民団体が要請」『琉球新報』2015年8月29日2面。
 ウークイの大事な日に大急ぎで県庁に訴えに行かざるを得ない事態でした。高江連絡会の皆さんの迅速なアクションに感謝します。
 今日、いったいどんな「協議」が交わされるのか判りませんし、今後もその本当の内容を知る機会は私たち有権者にはないようです。議事録を取らないという驚きのニュースも飛び込んで来ているからです。子どもたち!夏休みの日記、付けなくてもいいって日本政府が言ってるよ!大人が記録を付けないのに、いったいどんな教育が出来るというのでしょうね。
 いっぽう、東海岸の首長たちは、経済や地域振興の課題を、訴えに行くとのこと。ところがその行き先は、なぜか防衛省。子どもたち!に顔向け出来ないようなことにならぬように、大人はしっかりしましょう。


「高江ヘリパッド反対を『明確に』」『沖縄タイムス』2015年8月29日2面。こちらも、県庁への訴えの記事です。
  そして、沖縄BDも、国と県との話が、意味不明な「協議」にされつつあることへの懸念を伝え、「明確に」と意見しています。
 その横には、米国カリフォルニア州バークレー市が、辺野古に連帯する決議を審議するとのこと。米軍基地ですから、我がこととして捉えようとするアメリカの自治体があります。高江も!という声が届くとよいのですが・・・。

  

Posted by 高江イイトコ at 13:33メディア掲載陳情・要請

2015年06月30日

県議会に陳情書を提出しました

 昨日、6月29日に、沖縄県議会に陳情書を提出しました。
 8周年の集会の翌日で今回も急ぎの作成でしたが、基地の県内移設に反対する県民会議、高江連絡会も連名して、県議会での提出や会派廻りにも同行して下さいました。ホントにホントに有り難うございます。今回第2回6月会期の日程はこちら。特別委員会は7月8日(水)に開催されます。傍聴席から、県議会の奮闘を応援したいです。

 今回の陳情書は題して「北部訓練場のヘリ/オスプレイパッド建設に反対し、やんばる上空のオスプレイ飛行禁止を求める高江住民の陳情」。N4の使用禁止、北部訓練場の飛行実態の調査、翁長県政の現地視察と住民の意見聴取、県道70号線を守って!などを盛り込みました。何度出していても、陳情書を書くときはいつも、祈るように願うように気持ちを紙に乗せています。どうか聞き届けられますように。
  

Posted by 高江イイトコ at 22:35陳情・要請

2015年03月07日

県議会の陳情にいきましたが現場はどんどん進行しています






昨日は県議会へ陳情書を出しに行ってきました。
今回初めての県民会議、高江連絡会合同の陳情で、
いつもは3~5人で陳情書を事務所に渡し、各会派の議員さんの事務所も回って陳情書のコピーを渡していたのですが
今回は県民会議や高江連絡会のみなさん約20名の方が集まってくださり、
急遽県議会議長との面会をセッティングしていただき、新聞の取材も来てくださいました。
オスプレイが連日2~4機で高江を飛んでいること
民家も公民館の上も夜間も飛ぶこと
北部訓練場の過半の変換して地面が戻っても森の上をオスプレイが飛ぶということ
やんばるの森にオスプレイが飛ぶことは、辺野古の海にトンブロックが落とされているのと同じなんだということ
などを直接お話しました。







那覇にある県議会から高江に帰る途中、高江に沖縄防衛局約30名と作業員が来てN4の入り口で作業を強行していると連絡がありました。









今、私の家の上をオスプレイが飛んでいきました。

【追記】
陳情についての新聞報道がありましたので、追記します。

「オスプレイ使用禁止要請求める/高江住民ら県議会に」『琉球新報』2015年3月9日2面。
  

Posted by 高江イイトコ at 13:48陳情・要請

2015年02月19日

地道な要請行動の成果

続いて要請行動に関する報道です。16日に沖縄防衛局と県知事、17日に東京は防衛省へ要請したところです。
今回の要請ではこれまでと異なる反応もいろいろ出てきました。



ヘリパッドの先行提供 高江住民らが抗議
琉球新報 2015年2月17日




防衛局と住民 高江ヘリパッドで認識ズレ
沖縄タイムス 2015年2月17日




高江住民がN4提供で防衛局に抗議
琉球朝日放送 2015年2月16日




高江先行提供 防衛省に抗議
琉球新報 2015年2月18日




高江ヘリパッド建設中止を要請 住民ら防衛省に
沖縄タイムス 2015年2月18日




ポイントを整理してみます。

●防衛局長が集落内の道路は工事に使用しないと断言した!

何度も要請してきた件ですが、今回の要請で言質をとることができました。
N1、G、Hなど残りのヘリパッドの建設に関して工事車両の通る道は、正面から県道を通るものの他に、集落内の道路を通るものがあります。集落内の道は狭い上にアップダウンも多く、小中学校もあるため工事車両が通るのはたいへん危険です。東村長が工事車両の通行を「体を張って止める」とまでいうほどです。
これまでは「原則的に」などの冠をつけてごまかしてきた局長でしたが、今回はじめて集落内の道路は使用しないと断言しました。

[タイムス] 今後、「G地区」と呼ばれる着陸帯の建設工事では「集落内を通行しない」と断言した。


●N4ヘリパッドは新設ではなく、「既存施設の改修」?

局長から迷言が飛び出しました。

[新報] 応対した防衛局の井上一徳局長は「着陸帯の提供時期は定めていない」と述べた上で、N4着陸帯は新設ではなく既存の着陸帯「LZ17」の一部改修であり、改修が終わったことに伴い提供したと説明した。

[タイムス] すでに完成したN4地区の2カ所の着陸帯は「既存施設の改修だ」と新たに説明。


座込みもそろそろ8年目になるわけですが、ヘリパッド建設が「既存施設の改修」だなんて初耳です。
タイムスの記事では図入りで説明されています。

どういうことかと思っていたら・・

[タイムス18日] 「既存の着陸帯に整備するので改修でもあり、返還される部分からの移設でもある」と、言葉の捉え方の問題で、同じことを指しているとの認識を示した。

案の定、17日の防衛省要請の席ですぐに言い訳がされたのでした。


●高江区はヘリパッド建設を容認しているのか。

[タイムス] 局長は(略)「東村と高江区から容認という形で理解いただいている」と述べた。
[タイムス] 防衛局側は高江区容認の根拠として2010年7月に区長が村を介して、住宅や学校上空の飛行回避など18項目の「受け入れ条件」を提示したことを挙げた。
[新報] 井上局長はヘリパッド工事に関し、2日に東村長と高江区長が集落内を工事車両が通らないよう局に要請したことを挙げ「高江区から承認をいただいている」と説明したが、住民らは「区は2度も反対を決議している」と反論した。
[QAB] 井上沖縄防衛局長「高江区の方たちからは一応容認という形でご理解いただいている」と話し、住民は「容認じゃないですよ」同席した議員は「局長「容認」取り消してください容認していないからみんな来ているんじゃないですか」と訴えました。


何をもっての「容認」なのか。どこが「地元」なのか。それはいつも国策を進めたい人たちによって都合よく解釈されます。
高江区は99年と06年の2度、ヘリパッド建設反対決議を全会一致で出しており、いずれも撤回されていません。もちろん建設を容認してもいません。

17日タイムスの紙面から引用します。大事なことなのでウェブ記事にも載せてほしいです。

 住民側は北部訓練場の過半の返還が実現していない段階で、先行的にN4の着陸帯が提供されることにも反発。住民の会の安次嶺雪音さんは「私たちには着陸帯が増えているとしか思えない。18項目を建設容認と解釈しているが、それすらも守られていない」と憤った。
 仲嶺久美子区長は沖縄タイムスの取材に、「区は集落上空は飛ばないでほしいと要望したが、容認すると伝えたことはないはずだ。抗議決議も撤回していない」と指摘した。



●生活者の目線から

最後に18日新報より、防衛省要請の様子を引用します。

 要請に参加した安次嶺雪音さん、伊佐育子さんは、集落上空を米軍の航空機が低空で飛行している現状などを語り「暮らしの中での不安を取り除いてもらわない限り認めることはできない」と訴えた。
 今月初旬に多数の米兵が内部で野営訓練ををした際、通学路に銃を持った米兵が立っている様子や、道路が汚れた様子などを写真をで示し、抗議した。


何も難しい事は言っていません。政府には、生活者の素朴な声に真摯に耳を傾けてほしいです。


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報道にはなりませんでしたが、県庁要請もしてきました。
県庁職員のみなさんには、知事が代わったことでもあるのだし、もう少し積極的に住民の側にそった対応をしていただきたいです。
「チョイさんのブログ」に詳しくあるのを参照させてもらいます。
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/52023e27e32bd57e3c54c38f80a74190

翁長知事、一度高江に来てくださいね。
  

Posted by 高江イイトコ at 16:13メディア掲載陳情・要請

2015年02月15日

17日は要請行動@東京 そして夜は交流会!

連続要請行動の時間など未定のものが決まりましたので改めて報告します。(米国総領事館は調整中です。)

16日(月)は、10時半から 沖縄防衛局前で集会、11時半から防衛局要請。
13時15分から県庁13階第5会議室にて県知事要請。中に入れる人数は決まっています。

そして17日(火)防衛省要請@東京は午前中に議員会館で行われますが、中に入れる人が決まっています。
その代わり夜に報告&交流会が高円寺でありますのでぜひこちらにご参加下さい。お待ちしております!




以下、防衛省要請文と17日の報告会情報です。


要請書(クリックで拡大します)


内閣総理大臣 安倍晋三 殿
防衛大臣 中谷元 殿
沖縄防衛局 局長 井上一徳 殿
                     
 新しい年が明け1ヶ月が過ぎました。沖縄のやんばるの森は桜の花が満開です。
 私たちは沖縄県東村高江に住む「ヘリパッドいらない住民の会」と申します。
 日々美しいやんばるの森に囲まれ暮らしていますが、そこに集落を囲むように新しく6箇所もの米軍のヘリパッドを建設すると突然聞かされてから8年目になります。その時から
 「美しく豊かな自然を守りたい」
 「子どもたちの安全を守りたい」
 「戦争は絶対に嫌だ」
と声を上げ行動を続けています。
 今まで何度も防衛局に要請を続けてきましたが、その都度心のない返答に悲しい思いでいっぱいになりました。どうしたら私たちの声をきちんと聞いてもらう事が出来るのでしょうか?新聞報道でも言われていますが、日本とアメリカで、今すでに完成してしまったN4地区のヘリパッドを過半の返還の前に米軍に引き渡す事を決め、N1入り口の県道70号線の路側帯を米軍の占有にしようとしています。N4地区は高江の集落にとても近く、ここでオスプレイは年間1260回訓練(低空飛行での訓練)をすると言われています。そうなれば、私達はここで暮らす事が出来なくなってしまいます。過半の返還、負担軽減と言われ続けてきましたが、返還もされない状況での引き渡し、運用開始は本来ではありえない事です。また米軍の占有になろうとしているN1入り口の路側帯は、私たちがヘリパッド建設に反対の声を伝えるための唯一の手段である「座り込み」をしている場所ですが、それができなくなってしまいます。
 今も毎日の様にいつ落ちるか分からない米軍のヘリコプターやオスプレイが低空で飛び交っています。
 私たちが望むことは、「豊かな自然の中で安心して心豊かに暮らしたい。」「世界的にもとても貴重な自然環境にあるやんばるの森を守り、未来へつなぎたい。」ただそれだけです。
 どうか日本としても沖縄県民の宝、日本の宝そして世界の宝である豊かなやんばるの森と住民の当たり前の暮らしを守るために、国民の声をきちんと聞き、米軍に届け、心ある対応をしていただきますよう宜しくお願いします。

以下 要請いたします。

1  N4地区を米軍に使用させないこと。 
  ここでのオスプレイの訓練がはじまれば私達は生活出来なくなってしまいます。また、希少な小動物達も繁殖する事が不可能になります。
2  N1入り口の路側帯を米軍の占有にしないこと。
  この場所は県道でもあります。米軍に渡すのではなく沖縄県民に返して下さい。
3  今すぐ高江のヘリパッド建設を中止し、世界自然遺産への登録に向けて進んで下さい。
  ヤンバルの森は,世界的にもとても貴重な自然環境にあります。命育む豊かな森を守って下さい。そして戦争につながる事は一切しないで下さい。未来の子ども達に争う事ではなく豊かな自然を残して下さい。
4  今すぐ沖縄の米軍基地を閉鎖し沖縄へ無条件返還をして下さい。
  沖縄県民はこれ以上基地に囲まれて暮らす事に耐えられません。その事は 今回の衆議院議員選挙でも県知事選挙でも明らかです。沖縄の土地をすべて沖縄県民へ返してください。平和で豊かな沖縄を返して下さい。
          
以上






http://helipad-verybad.org/modules/d3blog/details.php?bid=449

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緊急開催!!!
【ゆんたく高江 やんばるの森を守って! 直訴報告&交流会】

1月に直訴ツアーをしたばかりですが、その直後に高江では
N4地区のオスプレイパッドを米軍に提供するとの報道がありました。
それを受け、2月17日(火)の昼間、衆議院議員の赤嶺政賢さんに尽力いただき、
防衛省職員を議員会館に呼んで、直訴第2弾を行うことになりました。
今回は高江から、住民の伊佐育子さんと安次嶺雪音さんがいらっしゃいます。
この要請は事前申請した人のみの参加になりますが、
夜に高円寺で要請報告および交流会を行います。
ぜひこちらに参加くださいますようお待ちしております。


【ゆんたく高江 やんばるの森を守って! 交流会】
日時:2月17日(火) 19時〜
場所:高円寺 素人の乱12号店 http://12gouten.shirouto.org/about/
料金:ワンドリンク&カンパ制(たべもの持ち寄り歓迎)

1月27日の第1回直訴ツアーおよび、第2回の防衛省直訴の報告と、
高江住民の伊佐育子さんと安次嶺雪音さんを囲んで現地の現状をお聞きし、
交流したいと思っております。
高江のことが心配な方、高江に行ってみたいと思っている方、
ぜひお気軽にお越し下さい!

ゆんたく高江

WEB:http://helipad-verybad.org/
MAIL:yuntakutakae@yahoo.co.jp
Twitter: http://twitter.com/yuntakutakae
Facebook: http://www.facebook.com/YuntakuTakae

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Posted by 高江イイトコ at 11:59陳情・要請イベント情報

2015年02月13日

沖防、県庁、防衛省、米国総領事館に行って

N4ヘリパッド運用しないで! 座込みテントのある路側帯を米軍占有にしないで! ヘリパッド建設やめて!

要請行動を各所に連続で行います。東京にも行きます。
皆様ぜひ現地で会いましょう。一緒に声を上げましょう。



まずは2月16日(月)に嘉手納の沖縄防衛局。
10時半から 防衛局前で集会、11時半から要請
です。 

要請書(クリックで拡大)




沖縄防衛局 局長 井上一徳 殿

新しい年が明け1 ヶ月が過ぎました。やんばるの森は桜の花が満開です。
私たちは東村高江に住む「ヘリパッドいらない住民の会」と申します。
日々美しいやんばるの森に囲まれ暮らしていますが、そこに集落を囲むように新しく6箇所もの米軍のヘリパッドを建設すると突然聞かされてから8年目になります。その時から
「美しく豊かな自然を守りたい」
「子どもたちの安全を守りたい」
「戦争は絶対に嫌だ」
と声を上げ行動を続けています。
今まで何度も防衛局に要請を続けてきましたが、その都度心のない返答に悲しい思いでいっぱいになりました。どうしたら私たちの声をきちんと聞いてもらう事が出来るのでしょうか?新聞報道でも言われていますが、日本とアメリカで、今すでに完成してしまったN4 地区のヘリパッドを過半の返還の前に米軍に引き渡す事を決め、N1入り口の県道70号線の路側帯を米軍の占有にしようとしています。N4地区は高江の集落にとても近く、ここでオスプレイは年間1260 回訓練(低空飛行での訓練)をすると言われています。そうなれば、私達はここで暮らす事が出来なくなってしまいます。過半の返還、負担軽減と言われ続けてきましたが、返還もされない状況での引き渡し、運用開始は本来ではありえない事です。また米軍の占有になろうとしている路側帯は、私たちがヘリパッド建設に反対の声を伝えるための唯一の手段である「座り込み」をしている場所ですが、それができなくなってしまいます。
今も毎日の様にいつ落ちるか分からない米軍のヘリコプターやオスプレイが低空で飛び交っています。
私たちが望むことは、「豊かな自然の中で安心して心豊かに暮らしたい。」「世界的にもとても貴重な自然環境にあるやんばるの森を守り、未来へつなぎたい。」
ただそれだけです。
どうか沖縄防衛局としても県民の宝、世界の宝である豊かなやんばるの森と住民の当たり前の暮らしを守るために、県民の声をきちんと政府や米軍に届け、心ある対応をしていただきますよう宜しくお願いします。


以下 要請いたします。

1 N4地区を米軍に使用させないこと。
(過半の返還の前に提供することはありえません)

2 N1 入り口の路側帯を米軍の占有にしないこと

3 ヘリパッド工事の車両に村道の通行をさせないこと

4 今すぐ新しいヘリパッドの建設を中止して下さい。

以上







16日午後からは県庁へ(時間未定)。ヘリパッド反対を表明してくれた翁長新知事に要請に行きます。

要請書(クリックで拡大)




翁長雄志 沖縄県知事 殿

新しい年が明け1 ヶ月が過ぎました。やんばるの森は桜の花が満開です。
翁長県知事におかれましては、日々県民のために全力でがんばっていただき本当にありがとうございます。
私たちは東村高江に住む「ヘリパッドいらない住民の会」と申します。
日々美しいやんばるの森に囲まれ暮らしていますが、そこに集落を囲むように新しく6箇所もの米軍のヘリパッドを建設すると突然聞かされてから8年目になります。その時から
「美しく豊かな自然を守りたい」
「子どもたちの安全を守りたい」
「戦争は絶対に嫌だ」
と声を上げ行動を続けています。
今まで何度も沖縄県防衛局等などに要請を続けてきましたが、その都度心のない返答に悲しい思いでいっぱいになりました。そんな中、昨年年末に「翁長新知事」が誕生し、その前にはヘリパッド建設に反対の声を上げる東村議会議員も誕生し、衆議院選挙でも私たちの思いが形になり、やっと希望の光が差し込んできました。その光はまだまだ小さいですが確実に私たちを明るく照らしてくれています。この光をこれからどんどん大きくしていきたい。沖縄中そして日本中が明るく輝くようにこれから増々諦めずに頑張っていこうと思っています。翁長知事も県行政の業務に加え、辺野古を含む米軍基地問題等めまぐるしくご多忙な状況でいらっしゃることは十分理解していますが、どうしても「高江のこと」をお伝えし、お願いしたいことがあります。
新聞報道でも言われていますが、日本とアメリカで、今すでに完成してしまったN4 地区のヘリパッドを過半の返還の前に米軍に引き渡す事を決め、N1 入り口の県道70号線の路側帯を米軍の占有にしようとしています。N4地区は高江の集落にとても近く、ここでオスプレイは年間1260 回訓練(低空飛行での訓練)をすると言われています。そうなれば、私達はここで暮らす事が出来なくなってしまいます。過半の返還、負担軽減と言われ続けてきましたが、返還もされない状況での引き渡し、運用開始は本来ではありえない事です。また米軍の占有になろうとしている路側帯は、私たちがヘリパッド建設に反対の声を伝えるための唯一の手段である「座り込み」をしている場所ですが、それができなくなってしまいます。やんばるの森は世界的にもとても貴重な自然環境であり世界の宝です。守り受け継いでいかなければいけないものです。
今も毎日の様にいつ落ちるか分からない米軍のヘリコプターやオスプレイが低空で飛び交っています。
私たちが望むことは、「豊かな自然の中で安心して心豊かに暮らしたい。」「世界的にもとても貴重な自然環境にあるやんばるの森を守り、未来へつなぎたい。」
ただそれだけです。
どうか沖縄県としても県民の宝、世界の宝である豊かなやんばるの森を守るため、住民の安心安全な当たり前の暮らしを守るために、米軍へ引き渡されたN4地区を運用する事に抗議し、県道を米軍の提供区域にすることを拒否して、更には新しいヘリパッドの建設に反対の声をあげていただきますようよろしくお願い致します。未来の子ども達のために一緒にがんばりましょう。


以下 要請いたします。

1  N4 のヘリパッドの米軍への提供に対して反対の声をあげて下さい。

2  N1 入り口の県道70 号線の路側帯を日米共有から米軍の占有に変更することを認めないで下さい。

3  新基地建設反対、オスプレイの配備を許さないという翁長知事の公約を県政に反映させ、高江ヘリパッド建設反対の声を今すぐあげて下さい。







17日(火)は東京へ。11時から防衛省要請です。
場所は防衛省ではなく衆議院第一議員会館の第3会議室になる予定です。

そしてまだ日程調整ができていませんが米国総領事館への要請も予定しています。


県、防衛省、米国総領事館の詳細はまた改めて告知します。
どうぞよろしくお願いします。

  

Posted by 高江イイトコ at 13:49陳情・要請

2015年02月01日

めまぐるしい展開を新聞報道で改めて復習

N1に向かう山道の路側帯の件、N4先行提供の件はいずれも、昨年の夏から新聞報道され、問題として採り上げてきたことです。

1月23日、住民の会が路側帯のことで県に要請に行きました。県の担当者が「何も決まってないらしい」と言いいました。1月29日、ゆんたく高江が東京で防衛省に行きました。国の担当者が「何も決まってない」と言いました。

そんな矢先に、N4先行提供について1月30日、「N4の先行提供を日米で合意しました」と大本営発表が新聞報道されたわけです。

当たり前の話ですが、住民の会はN1の路側帯の話だけ聞いているのではなく、ヘリパッドという名のオスプレイパッドの建設について、もう7年半もずっと、抗議しているのです。「決まってからでは遅い、早く対応を」と言ってきたのです。なにがどこまで進行しているのか、どうして丁寧に説明しないのでしょう。
どこまでも地域住民を無視して欺して秘密にして、事を進めるのが日本という国のやり方です。憲法や自治は、この国には無いようです。

明日の抗議、1日早いけれど豆まきで鬼退治したい気分です。
日時 2月2日(月)13時より
場所 メインゲート前

皆さんどうぞご参集下さい。


「路側帯規制反対を要請/県に高江住民の会」『沖縄タイムス』2015年1月24日26面。



「県道の米専用化県に不認可要請/高江ヘリパッド反対住民」『琉球新報』2015年1月24日2面。
「住民の会は、「県としての意向を伝えないと、決定後に県が道路管理上、支障があると言っても遅い」と早期の対応を求めた。



ちなみに、同じ24日のタイムスにはこんな記事がありました。

「米、着陸帯使用認める/提供前の高江ヘリパッド」『沖縄タイムス』2015年1月24日2面。
提供前にうっかり使っていたけど状況判断だからねっていう米軍の言い訳があったようです。
米軍のほうは、決まってなくても、何でも勝手にやりたい放題になっていることがよく判ります。




「高江ヘリパッド工事中止を要請/関東の市民団体」『沖縄タイムス』2015年1月29日26面。
「参加者によると防衛省の担当者は県道の米軍専用化について「何も決まっていない」と説明したという。」



ところが・・・という驚くべきN4先行提供のニュースでした。

「高江ヘリ着陸帯2カ所提供合意/日米合同委」『沖縄タイムス』2015年1月31日2面。




「提供合意住民ら反発/高江ヘリパッド『負担増える』」『沖縄タイムス』2015年1月31日27面。




「高江2着陸帯先行提供/日米合意/集落近いN4地区」『琉球新報』2015年1月31日1面。




「使用可着陸帯増/住民無視に怒り/高江N4地区提供合意」『琉球新報』2015年1月31日31面。


  

Posted by 高江イイトコ at 18:03メディア掲載陳情・要請

2015年01月23日

1月23日県庁要請

今日23日、県庁要請のため、那覇に行って来ました。

「N1の県道路側帯について、防衛局に聞いたは聞いたが、アチラも何も決まってないという以上、コチラもどうしようもない」
「G地区の工事は住民の生活に配慮して安全に進めると聞いている」


という「のれんに腕押し」のような県庁公室、親川統括監の対応に、、、

「去年1年間で基地はいらないという沖縄県民の意識が形となってあらわれた結果が、これか?!!!」 

と、進行役であるにも関わらず、すこし呆然としてしまい、沖縄海上保安庁での抗議集会が、終わるやいなや駆けつけてくださったたくさんの県議のみなさんに発言を回すことができなかった事をここで深くお詫びします。


私たちを対応した親川統括監には、最後に、しっかりと翁長さんに今日の事を伝えてもらうよう頼み、そして次回は翁長さんと高江住民が直接に現状を伝えるために面談できるようにと言ってきました。

県庁に集まってくださった高江をサポートしてくれている市民、県議のみなさま、ありがとうございました。

石原岳



QABネットニュースに今日の県庁要請の様子が出ています。

琉球朝日放送報道部 2015年1月23日『高江ヘリパッド県道使用で要請』

高江のヘリパッド建設に反対する市民らが23日県庁を訪れ、工事に反対する運動を強制排除するような動きはあってはならないと県に要請しました。

23日、市民らは座り込みを続けている県道70号の路側帯について日米共同使用を解除しアメリカ軍の専用道に戻すという報道をあげ「明らかに反対運動の強制排除だ」と指摘。アメリカ軍専用道に戻さないよう求めました。

これに対して親川基地防災統括監は「防衛局に問い合わせた所まだ決まっていないと回答を受けた」と説明しました。

市民らは「決まってからでは遅い、基地負担軽減に逆行するものだ」と県に対し、翁長知事の公約のもと辺野古と同じく新たな基地は造らせないという姿勢を示すよう求めました。


  

Posted by 高江イイトコ at 21:13メディア掲載陳情・要請レポート

2015年01月10日

沖縄防衛局抗議要請レポート

昨日9日、沖縄防衛局への抗議要請に行きました。
要請内容は「N1テントのある県道路側帯の扱いを日米共同利用ではなく米軍専用にすることについて」と「あらたなG地区ヘリパッド工事に着工すると高江集落内の生活道路を使用することが不可避ではないか」の2点でしたが、井上防衛局局長以下、対応した担当の局職員は、私たちの質問に「北部訓練場の過半返還は沖縄県の基地負担軽減」「住民の意見をうけて、安全かつ慎重に工事は進める」「すべては調整中であり答えられません」という内容の文面を「繰り返しになりますが」と前置きして、ただ何度も読み上げるだけに終始しました。

土木事業に詳しい北上田毅さんの専門的な質問にも、赤嶺政賢、糸数慶子、玉城デニー各国会議員にも、だれがなにを質問してもまるでオウムのように同じ回答を繰り返すのみで、ただただ空虚な30分間が過ぎました。

それが彼らの権限の限界なのかもしれませんが、まったく誠意のある回答とは感じられませんでしたし、話し合いと呼べるような内容ではありませんでした。これは配備が決まる前は「まだ決まってないことなので答えられません。ノーコメント」とし、配備が決まってからは「日米間で決定されたことなので動かせません」としたオスプレイ配備の時とまったく同じやりとりだと感じました。

防衛局のあとに行った沖縄森林管理署では、防衛局より人間的な柔らかな対応ではありましたが、やはり署長からは「まだ決まってないことには答えられない」という言葉しか聞けませんでした

今回、実のある回答を引きだせなかったことは実に残念でしたが、同行してくれた赤嶺政賢議員が「徒労に思えても何度も繰り返すことですよ」と声をかけてくれたことで、気分をあらたに対策を練って次の防衛局要請の日取りを決めようという気持ちになれました。

最後に、寒い日なのに防衛局、森林管理署に集まってくれたみなさん、各国会議員のみなさん。本当にありがとうございました。本当にお疲れさまでした。心強かったです。

石原岳

沖縄防衛局でのやりとりを動画で観ることができます。
IWJ Independent Web Journal
2015/01/09 【沖縄】ヘリパッドいらない住民の会による、高江ヘリパッド工事に関する沖縄防衛局への抗議要請(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/223464

NHK沖縄のニュース 「北部ヘリパッドで市民Gが要請」http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094543301.html

RBCニュース「高江ヘリパッド 住民らが建設中止を要請」https://www.youtube.com/watch?v=ITyVAD1Kwe4&feature=share  

Posted by 高江イイトコ at 13:03陳情・要請レポート

2015年01月08日

明日、沖縄防衛局に抗議要請に行きます。集まれる方は嘉手納に午後1時半に集合!

明日9日(金)ヘリパッドいらない住民の会は嘉手納の沖縄防衛局に抗議要請に行きます。
午後2時からの要請になります。来れる方は午後1時半に嘉手納の防衛局前に集合!


残念ながら関連づけて同日行こうとしていた県庁への要請は土木課と時間があわず断念することになりました。 来週あらためて日程調整する予定です。森林管理署にも行きます。森林管理署は午後4時から4時半の予定です。


要請内容のひとつはN1テントのある県道路側帯の米軍提供区域専用手続について。北部訓練場だけでなく県道70号線も米軍提供区域。でも県道部分は共同使 用なのです。それを解除して米軍専用にするということで、私たちが座り込みをすることを強制排除しようという手続きがはじまっています。

しかも県道の扱いを変えるということについて、沖縄防衛局は「県の許可や同意がなくても手続は終了する」としています。要請のファーストステップは「これってどういうことなの?納得できるように説明してください」と言いに行くことです。

そうすると今まで私たちの知らなかったことを知ることが出来る場合もあります。解決の糸口が見えそうになることも。逆に徒労に終わる場合もありますが、メディアにこういう事が起こっているということを伝えて広く一般に知らせてもらうということも重要なことのひとつです。

さて明日の要請の内容のふたつ目は、N1地区だけでなく、昨年末、G地区のヘリパッド工事の入札公告があり、あらたにヘリパッド工事がはじまろうとしていま す。その工事は新川ダム内の橋を大型ダンプが通れないため、高江集落のなかの生活道路を使用することが不可避なことがわかっています。

今までの防衛局要請でも「原則として工事車両は集落内の道路を通過させない」という局長発言があったが、それは守れない約束ではないか。オウムのように繰り返す「原則として」って結局は使用するって事?

先日の東村議会本会議で伊集村長も「(工事車両が)集落内を通らないよう沖縄防衛局に強く求めている。通ることがあれば身体をはって阻止する。通行だけは絶対に認めない。」と言ってるけど。「原則的に」という回答はやめるべきでは?

というような事をやりとりするために、赤嶺政賢さん、糸数慶子さん、玉城デニーさん各沖縄選出の国会議員のみなさんと沖縄防衛局にいきます。心強いです。こういうとき住民だけだと局長は出てきません。クレーム処理担当のような方が出て来て「上に伝えます」で終わりますからね。

最初、私たちは防衛局に入れてももらえなかったわけですから(笑)

邪魔だと判断したらルールを変えても。どんな手段を使っても排除しようとする国の姿勢にはまったく同意できません。






2014年12月31日の沖縄タイムスの記事→「高江ヘリパッド、年明け抗議排除へ 米が路側帯管理」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=96944


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 要 請 書

 私たちは、北部訓練場で進められているヘリパッド工事は、オスプレイの配備を前提としたものであり、ヤンバルの貴重な自然と地域住民の生活を破壊するものとしてその中止を求めてきました。この点については、先の知事選でヘリパッド工事の反対を表明していた翁長雄志氏が圧倒的な得票で当選したことからも、沖縄県民の総意とも言えるものです。

 そのような中、年末からの新聞報道は、私たちがN1地区のヘリパッド工事強行に抗議し、話し合いを求めるために、テントを張り、車を停めて座り込んでいる県道70号線の路側帯について、日米地位協定第2条4項aの日米共同使用を解除し、米軍専用に戻す手続きを始めたと報じました。その後に予想されるのは、私たちの座り込みの強制排除です。また、県道の一部を、県と協議することもなく一方的に取り上げ、立入り禁止区域とするのは、県道の管理上からも大きな問題であることは言うまでもありません。

 さらに、防衛局は、昨年末、G地区のヘリパッド工事の入札公告を行い、N1地区だけではなく、G地区でも工事を強行しようとしています。私たちは、N1地区の工事に際して、高江地区集落内の道路を工事車両を通行させないよう要請しましたが、その際、井上防衛局長は「原則として工事車両は集落内の道路を通過させない。」と答弁されました。しかし、G地区でも工事が始まるとなると、工事車両が集落内の道路を通行することが不可避となります。

 この点については、先日の東村議会本会議で伊集村長が、「(工事車両が)集落内を通らないよう沖縄防衛局に強く求めている。通ることがあれば身体をはって阻止する。通行だけは絶対に認めない。」(2014.12.17 琉球新報、沖縄タイムス)と答弁しているように、高江地区住民だけではなく、東村の全住民にとって切実な問題です。

 また、もしN1地区、G地区、H地区のヘリパッドが完成してしまえば、その後は、米軍車両が集落内を通行することとなりますが、そのような事態は絶対に認められません。

 以上の点から、下記の通り申し入れます。



1. N1地区、G地区、H地区のヘリパッド工事を中止すること。

2. 北部訓練場の県道70号線のN1地区への進入口となる路側部分について、日米地位協定第2条4項aの日米共同使用を解除し、米軍専用に戻す手続が進んでいると報じられているが、その内容を明らかにすること。

3. この路側部分は、県民が自由に通行できる県道の一部であり、一方的に取り上げて立入り禁止とはしないこと。道路管理者である県と協議すること。

4. 住民らが、工事強行に抗議し、話し合いを求めて座り込むために設置したテントや車両を強制排除しないこと。

5. 高江集落内の道路を、工事車両、米軍車両を絶対に通行させないこと。

以上

::::::::::::::::::::

  

Posted by 高江イイトコ at 23:25陳情・要請

2014年10月07日

公約アクションありがとう

10月1日を締切とした公約要請アクション。
皆様ご協力ありがとうございます。
Faxやメールでたくさんの方から
送りましたよ!とのご連絡や
実際に送ってくださった要請文が届きました。
ひとりひとりの思いがこめられた要請文に
私達もはげまされ、勉強にもなりました。
本当にありがとうございます。

今回この要請アクションに平行して
いろいろ要請行動をしましたが
あらためて、政治的な問題は、要求すればかなう、というものではなく
自分では当たり前だろうと思うことでも(原発問題でもそうですが)
粘り強く主張しつづけなくてはならないのだ、と思い知らされました。

公約がどうなるかわかりません。
しかし、どういう結果がでようとも
高江の問題が、今まったなしであることには変わりありません。
引き続き、高江の問題を認識させるべく
強く要請したいと思います。

知事選投票日は11月16日。

みなさん、再度ご協力よろしくお願いいいたします。

↓ ↓ ↓

要請先(翁長雄志さん 選挙母体)

ひやみかち うまんちゅの会
TEL 098-951-3558 
FAX 098-951-3525 
住所 〒900-0015 那覇市久茂地1-4-1


  

2014年10月07日

同じ意を共にする仲間なのに・・・

10月6日(月)は、那覇にある 沖縄森林管理署に行きました。
なぜかというと、今 工事が着工されようとしているN1地区の南側の
650mの区間は、米軍提供地区ではなく、国有林部分だからです。

国有林の管轄は林野庁、すなわち沖縄の場合は森林管理署になります。
そのため、今年3月に続き、2度目の要請を行ってきました。

前回は、要請を受けるのは初めてということで、ざっくばらんにいろいろなことをお話・お願いしてきました。
今回も署長さん、次長さん、総括森林整備官、御三方 メンバー変わらずで、迎え入れてくださいました。

<写真>左から 森林管理署次長の上原さま、署長の岡本さま、総括森林整備官の三吉さま。

がしかし。
要請書を手渡しして、あらかじめ送っておいた要請書の質問に対する回答をお願いしたところ

1.防衛局と何か協議はありましたか?

→ 何も行っておりません。

2.「N1ゲート」での座り込みに対して、沖縄県は、「道路の安全管理上、特に問題はない」と明言してくれてますが、「N1裏」での私たちの座り込みは、森林管理上 何らかの支障はありますか?

→ 現時点では、支障が出ているとは思っていません。
 が、一般論としては国有財産の管理者として、第3者が占拠している実態は、是正が求められる行為であると認識しています。

3.私たちの座り込みを強制排除することや、法的措置を検討していますか?

→ 撤去をさせていただく必要があると思っています。

「えぇえぇぇぇ~~!!!」
前回は、すごく親身になってこちらの言い分を聞いてくださっていた御三方だったのに、
のっけから、なんとも冷たく私たちを突き放す回答にびっくり。。。


<写真>H、G地区の森を散策した時の植物たち

私たちは、1時間の話し合いの中で、以下の2点を強く訴えてきました

① 私たちはN1裏を占拠はしていない!ということ。
とても平和的に、コーヒーをいれたり、昼寝をしたり、読書をしたりの、ゆる~い座り込みです。
占拠なんて言葉からはほど遠いです。
「占拠は言い過ぎすですよ。認識を改めてください。」とお願いして、
この座り込みは、私たちに残された唯一の抵抗手段なのだと、もう一度説明しました。
それに対しては御三方も、理解をしてしてくださいました。

② 私たちも森を守りたい!ということ。
だって、そのための座り込みですもの。
森林管理署と、目的は同じなんです。
いやむしろ、森林管理署の方が、森を守るという実権を握っています。
もっとその責務を取り間違えることなく、私たちの立場を応援してほしいものです。

森林管理署さん、前触れもなく「強制排除」だけは、やめてくださいね。
そして、もっと私たちといっしょになって、やんばるの森を守りましょ~う!!!

要請の様子が、昨日の夕方のQABニュースに出ました
http://www.qab.co.jp/news/2014100658970.html
よろしければ、あわせてご覧ください。

【追記】県内の二紙でも報道されました。追記します。

「強制排除『検討せず』森林管理署/高江座り込み」『琉球新報』2014年10月7日30面。
「伐採に『許可必要』森林管理署が回答/ヘリパッド工事で認識」『沖縄タイムス』2014年10月9日2面。


  

Posted by 高江イイトコ at 12:00陳情・要請

2014年09月26日

翁長雄志さんの選挙事務所に要請に行きました。



『高江も必ず公約に!』
との思いで、那覇は久茂地にある翁長雄志 県知事候補の選挙事務所に要請に行ってきました。

翁長さんは現職の那覇市長で公務中なので、事務総長の安慶田光男さんが対応してくれました。
4名で要請文を読み上げ、主旨を説明しました。
安慶田さんは「みなさんの気持ちはよくわかりましたので、公約委員会や翁長には伝えます」とのこと。

早々に終わってしまいそうな気配だったので
「翁長さんは新基地建設を許さないと言っていますが、そこには高江は入っているのですか?」と質問をしました。
安慶田さんは「そういう固有名詞はなく、全体として新基地建設ということで汲み取っていただきたい」
「建白書以上でも以下でもない」というようなことをおっしゃっていました。

うーん、よくわからないな。
建白書ってことは、オスプレイ撤回だからヘリパッド建設には言及しないということかな、、、
今ひとつ釈然としませんが、要請は、終始、和やかなムードで話は進みました。

みなさんもわからないこと、聞いてみたいこと、応援の声、ぜひ市民の声を、翁長選挙事務所に届けてくださいね。県内からはもちろん、県外からも注目しているということを伝えてください。

ひやみかち うまんちゅの会(翁長氏選挙母体)
TEL 098-951-3551 
FAX 098-951-3525 
那覇市久茂地1-4-1


今回、翁長事務所の意向で、各メディアの取材は拒否されたので、この要請が新聞に載ることは無いかもしれません。そこは、すこし残念ですね。

  

2014年09月26日

高江を公約に!ハガキもできました

皆さんに呼びかけている公約アクション、チラシに続いて、ハガキも作ってしまいました!画像をクリックすると宛先面と要請面の両面の印刷データPDFをDLできます。ひとりひとりの皆さんの声を候補予定者に届けて下さい。どうぞ宜しくお願いします。

  

Posted by 高江イイトコ at 00:11陳情・要請知事選公約要請アクション