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詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2015年02月09日

言葉がない・・・

言葉がない・・・今日は日曜日だというのに朝の7時から大騒ぎの高江でした。
「N4ゲートに米兵のにいさんたちが4名立っている」
この急報で慌てて何名かが駆け付けたわけです。

住民「何をしてるんですか」
米兵A「ナゴポリスを呼んだ」
住民「は?は?なんで?」
米兵A「(ツーン)・・・」
住民「えっと(汗)、お話伺っているんですケド」
(米兵B、レッドブルをゴクリ。)
住民「ここは日本なので日本語でお話しませんか」
米兵A「ここは沖縄だ」
住民「う、う。あ、いや。そんで、な、何をしているんですか。公務ですか。ケーサツ呼ぶんじゃなくて、ここに住んでいる人に説明して下さい。」
米兵A「その車が違法駐車だからナゴポリスを呼んだ」
住民「ええっ!?」
米兵A「ナ・ゴ・ポ・リ・ス」
住民「いやいや、そこじゃなくて。どの車が?てか、この県道にあるこれ(米軍バリケード)のほうが違法だと思いますが・・・」

なんか、こんな感じの、かみ合わない会話。
この人たちは明らかによく状況を飲み込んでいないのに、上官に命令された通りにやっている。
しばらく後で冷静になったら、なんとなくそんな風に思えてきました。「日曜日の朝から訓練だと命令されて、よく判らないコトバが書かれた布きれのひらひらしているあの場所に立たされてみたら、わらわらと現地住民が集まって来て、不審そうにこっちを見ている、コワイ・・・」とか、そんな感じでしょうか。「到着したらナゴポリスを呼べ」とも、命令されていたのでしょうか。軍隊がなぜ市民のサーヴィスのための警察の助けを呼ぶのか。一瞬でも不思議に思ったでしょうか。朝から集まってきた住民のことは、若い彼らの目にはどんな風に見えていたのでしょうか。そう思うと、言葉もありません。

ともかく複数名で観察することに。そうしたら、次々と重量級の軍車両がN4に入って来ました。以前にもあったような大規模な野営訓練が、始まるのかというような様相です。N4の2基のヘリパッドをつくった場所は、LZ17(Landing Zone 17)という、北部訓練場のなかでも多分一番大きな既存の着陸帯のある場所です。以前も、沢山のハンビー車両が入ってテントなど沢山張って、野営訓練が行われた場所です。今回、「先行提供」されるとの報告を承けて早速訓練で使うことにしたのか。そもそもこの大規模訓練の計画があったから、日本が慌てて先行提供したのでしょうか。いずれにしても新設ヘリパッドの提供はまだ開始されていないと思うのに勝手に繰り上げ使用しないで欲しいです。

警察の皆さんも、呼びつけられたのに、米軍車両が我が物顔でゲート内に入っていくのを見てうんざり呆れたのではないでしょうか。
そもそも、米兵がなぜ沖縄の市民のための警察を呼びつけるのか、米軍はなぜ、提供区域内や、供用解除が問題となった路肩でもない、まさに県道にバリケードを設置するのか、この横暴には本当に頭に来ました。頭に来た上にバタバタのせいでお弁当用に作ってもらったおにぎりは車の中に忘れてしまうし、やっと一息つけた休みに呼び出されて駆け付けてくれた座り込みメンバーもいたし、本当に酷い日曜日でした。

今日の件をQABさんが報道して下さっています。
QAB「提供前の高江ヘリパッド内で米軍が訓練か」(2015年2月8日 17時46分)


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Posted by 高江イイトコ at 01:20 │座り込み