北部訓練場は全面返還を!
「水源地、薬きょう散乱/35年前北部訓練場/中村さん撮影」『琉球新報』2015年3月21日31面。
「国頭村普久川ダム建設時の約35年前、ダム湖近くに転がっている米軍使用の発煙手投げ弾や薬きょうの写真を撮影していた」。
2007年にも福地ダムや新川ダムから弾薬類が大量に見付かって問題になりましたが、35年もずっとこんなことが続いているわけです。「もう許せない、全面撤去すべきだ」となるのも当然でしょう。
いったん米軍に提供してしまうと長期に及んで無責任な環境破壊が起こるという実例です。
「高江ヘリパッド『影響大』日本麟翅学会生態系保全要望へ」『琉球新報』2015年3月23日28面。
「国内の生物多様性保全上、重要な昆虫類がヘリパッド予定地に多数生息している。閉鎖的な島しょ地域での環境かく乱は生物や生態系への影響が極めて大きい」。「高江や安波に広がる森は絶滅に瀕するチョウ類やヤンバルテナガコガネなどの固有種の楽園だ」。
そうだそうだー!
さて、今日の新聞は翁長県知事による辺野古の作業停止指示、沖縄市の基地跡地ドラム缶汚染などあまりに重大すぎるニュースに埋め尽くされていますが、4月の村長選挙、久しぶりに投票になるようです。どなたが候補者になるとしても、ヘリパッドもといオスプレイパッド建設の是非を公約に明確に打ち出して欲しいと思います(そして、当選したら公約を守って欲しいです)!
「東村長選に當山氏出馬/20年ぶり選挙戦へ」『琉球新報』2015年3月24日2面。
「當山氏が出馬表明/東村長選/訓練場返還主張」『沖縄タイムス』2015年3月24日2面。
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