「クロスロード・オキナワ ~世界は沖縄をどう見ているか~ 」

高江イイトコ

2012年06月28日 13:55

先月11日に放送された(見逃した)番組が再放送します。

NHK-BS1スペシャル「クロスロード・オキナワ ~世界は沖縄をどう見ているか~ 」
再放送 6月30日(土)14:00~15:49(前編50分+後編49分/14:50~15:00まで10分間「BSニュース」が入ります)
放送波 NHK BS-1チャンネル

高江もほんの少しですが、出てくるようです。watchしましょう。
marti


=番組案内=
「我々は平和憲法の日本に復帰したのではない。日米安保条約の日本に復帰したのだ」―。
大田昌秀元沖縄県知事が、取材に対し語られた言葉に象徴されるように、本土復帰以後も、沖縄は米軍基地の継続や新設計画にさらされてきました。

地道に、根強く続けられてきた「小さな」住民たちの抵抗の継続が、今、劇的に変わりつつあるアジア太平洋情勢を受けて、大きく世界を変えようとしています。
イラク戦争を終え、中東から、アジア太平洋に、安全保障・外交経済の最重点地域を移すと宣言したアメリカ―。
アメリカの「失われた10年」の間に、急速に成長した中国の台頭―。
アメリカの沖縄兵力削減を危惧し、自国の豪軍基地の使用を申し出るかたちで米軍誘致を提案したオーストラリアの思惑―。
沖縄海兵隊の移転先となったアメリカ領グアムに暮らす先住民・チャモロ人の「沖縄」への視線―。

そして、沖縄の米軍兵力削減を補てんする上でも注目される「日米同盟」強化。
今、アメリカは、日本の自衛隊の防衛力を、共同訓練や基地施設の共同使用の道を推し進めて高め、東アジアでのプレゼンスを保とうとしています。
その「目標」となっているのは、自衛隊が未配備だった沖縄県島嶼部―。
北朝鮮「ミサイル」問題で揺れた日本最西端の島・与那国島に、自衛隊沿岸監視部隊の新設計画が持ち上がっています。
与那国島では今、何が起こっているのか。それは世界における沖縄や、日本の未来をどのように変えようとしているのか―。

沖縄を取り巻くアジア太平洋の国や人々が、今、どのような「思惑」と「連帯」を感じながら、沖縄を見つめているのだろうか。

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