最高裁裁判官の国民審査と沖縄、高江
「沖縄密約、高江を判断/最高裁国民審査2氏、県関連で判決」『琉球新報』2014年12月7日29面。
衆院選と併せて、最高裁裁判官の国民審査があります。裁判所のことだからと思って裁判所のサイトを見ても、なんというのでしょうか、広報的なものが見付からず、なんだか判らないなあと思っていたら、灯台もと暗し。
沖縄県の選管のページで紹介されていました。下のほうにあります。
氏名の一覧と併せて、
審査広報というのがありますが、これがすんごい小さい文字でびっしり(>_<)ゞ。そして、知りたいことが判りません。
「×を付けよう」的な呼びかけもいくつかネット上にあります。
しかし、知りたかったのは、沖縄に関係するあの件とあの件と、そして・・・。と思っていたら、新報が報じていました。
■もちろん第一に高江のSLAPP裁判の上告棄却に関係した方が誰なのか気になります(
上告棄却のニュースは以前のblog投稿も参考下さい)。今年の6月の報道で「第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)」とあるので、今回、第2小法廷で国民審査の対象になっている鬼丸かおるさんと山本庸幸さんという方が、高江のSLAPP上告棄却に関わった人、ということになるのでしょう。
■また、7月には
沖縄の密約、開示請求の裁判で上告を棄却したのも、同じ「第2小法廷」で、鬼丸さんと山本さんが裁判官でした。
■1票の格差も沖縄では重大な問題です。全国の0.6%の土地に米軍専用施設の74%が集中している沖縄です。米軍基地問題は「国政」の問題だと言われますが、その国政に対して沖縄の票の価値が不平等な状態です。
「ポリタス」のまとめを読んでみると、現状を「違憲状態」だが「違憲」「無効」とまでは判断しなかったのは、木内さん、山崎さん、池上さんということになるようです。
アタマがゴチャゴチャしてきたので表にしてみます。
池上さん
山崎さん
山本さん
木内さん
鬼丸さん
高江SLAPP上告棄却
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沖縄密約不開示
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一票の格差
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