『STOP SLAPP! 高江 「法律のつくりかた講座」〜反スラップ法を日本でも!』レポ
26日土曜日、東京は杉並区で「スラップ訴訟ってなに?」「スラップ訴訟に対抗していくには、どうしたらいいか」「反スラップ法を日本でも作るにはどうしたらいいか」などを話し合う『「法律のつくりかた講座」~反スラップ法を日本でも!~』というシンポジウムが行われました。
高江に何度も足を運んでいる写真家の森住卓さんからは、高江の生活の様子や座り込み、国とのやりとりの様子などを写真でレポートしていただきました。
日本に初めてSLAPP訴訟という概念を持ち込んだジャーナリストの烏賀陽弘道さんからは「SLAPP訴訟とはなにか」「なぜ、よくないのか」や、米国ではおよそ半分の州、人口の70%を越える米国民を反スラップ法が守っていることなどを非常にわかりやすく講義していただきました。
弁護士の宇都宮けんじさんからは、どうやって法律を変えて行くか、新しい法を作るために必要なアプローチなどを、過去の事例に照らしながらレクチャーしていただきました。
高江弁護団の小園恵介さんからは、高江の裁判の起こり、経過など。
私、石原岳は住民の立場から、高江の現状や裁判のはじまったときのことなどを話させてもらいました。
年配の参加者に混じり、若い参加者も多く、素晴らしい会になったと思います。
主催の「STOP SLAPP! 高江」チームのメンバーも若い方が多く、東京でも、高江やSLAPP裁判をきっかけにして、輪が広がっていることを感じました。
国民の言論の自由を訴訟を起こすことによって封じ込める、法システムの悪用「SLAPP訴訟」について、まだまだ日本の中では知られていません。「STAP細胞」くらい注目を浴びてほしいものです。
遠方で会場に来られなかったという方々のために「STOP SLAPP! 高江」のHPに、インターネット中継のアーカイブ(記録動画)があります。
http://stopslapptakae.blogspot.jp/
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