やんばるの森の危機

昨日、Ｎ４テントの様子。

ここのところ、Ｎ４地区や高江集落ではよくノグチゲラの姿を目にします。防衛局によれば、毎年３月～６月まではノグチゲラの営巣期間だから、騒音を伴う重機等を使った工事は控えるとの事ですが、７月に入り早速工事を再開させました。建前でなく、本当に希少生物に配慮するなら年中飛行する米軍ヘリの演習騒音を止めさせるべきです。

今朝、Ｎ４近くの民家から見られたノグチゲラの姿


米軍基地によるやんばるの森の破壊はオスプレイパッドだけではありません。
あわせて知りたい「やんばるの森の危機－基地があるゆえに－」森の案内人はやんばるの自然を歩む会・玉城長正さんです。

やんばるの森を守ろう！～沖縄環境破壊の今～
基地がある故に、大量のお金がばらまかれ補助金目当てに意味のない事業がつくりだされ、貴重な原生林が伐採されていく。林道建設でズタズタに森を切り刻んだ後、林道建設がようやくストップしたかと思えば、今度は動画にあるような「森林整備事業」と名をうって形を変えて、私たちの目の届かないやんばるの山奥で、毎年数百ヘクタールの前代未聞の皆伐（かいばつ）＆無謀な植林が進んでいる。木を切っては植えて、切っては植える繰り返し、積み重なるダメージはやんばるの森全体の輝きを奪い去り、世界唯一やんばるの森だけに生きる事のできる生き物たちの棲みかを奪い去ります。米軍基地は百害あって一利なし。基地は全て撤去される必要があるのです。


今朝、今日も暑くなりそうです。
監視活動は２４時間続けられています。引き続きご支援宜しくお願いします。