県土木委員会ヘリパッド土砂崩れ立ち入り調査

高江イイトコ

2013年03月27日 19:09

26日県土木委員会による立ち入り調査が行われました。N4Bゲートからの立ち入り、調査時間は1時間程でした。写真にも見える通り、委員会が立ち入りに入った時刻にオスプレイが上空を飛びました。

今回も調査において確認していただきたい点を記した書面を手渡しました。調査後にはテント前でメディアから中川京貴委員長へのインタビューの時間がありました。

赤土流出は工事によるものではないのかという土木委員会からの指摘に、防衛局は今回も工事によるものではない。対策はしっかりし終わっていると言い続けています。

こちらから手渡した書面にも明記されていますが、防衛局の言う“しっかりしている対策”は、シートを被せ、斜面の下部に板柵を立ててあるだけの物で、すぐ北の県道の同規模の土砂崩れでは、斜面の下部に深さ10mのコンクリート杭を密な間隔で打ち込み、周りもコンクリートで完全に覆う対策がされているのです。ましてやこのN4ヘリパッドは、北部訓練場でも最も頻繁にオスプレイが離発着するようになるヘリパッドです。板柵とシートだけでは対策として不十分な事は沖縄の雨量と台風を考えれば、素人であっても解る事です。

再度崩れるのではないかという委員会からの指摘には、防衛局は「ないと思われる」と答え、4月に県に調査結果を出すと言ったそうです。

最後に中川委員長は、「なぜ県議会が来る時にオスプレイがわざわざ来たのかと少しびっくりしました。」と話されました。

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