3・4沖防は重機を搬出しました。

高江イイトコ

2011年03月04日 19:20

沖防は本日10時から、12月末にN4・N1地区内に搬入していた重機・資材等の搬出作業を行いました。


(N4地区)


(N4地区)


(N4地区)


(N4地区)


(N4地区)


(N1地区)


(N1地区)



朝から衆議院議員の照屋寛徳さんが現場へ駆けつけ、激励と連帯のあいさつをしました。

沖縄防衛局は「3月から6月まではノグチゲラの営巣期間のため、重機など大きな騒音や振動を伴う作業は行わない」としています。しかし、現場や局での交渉において、沖防はそれ以外の作業については、はっきりやらないと明言せず、「これから検討する」とか、「今のところ詰められていない」など、他の作業はやる可能性を含ませており、「重機は使いません」と繰り返し、強調するのみです。また、重機作業より断然大きな騒音をたてる米軍ヘリの演習に対しては何の要請もせず、ほったらかしています。沖防は希少動物の営巣期間に配慮するなら、建前だけでなく米軍ヘリの演習(騒音)も止めるべきではないでしょうか。

現地では重機を使用しない事から、住民の間では一定の緊張がとけて精神的に安心感が得られたものの、これからも沖防の動きに注視していかなければなりません。しばらくは様子を見ながら座り込み監視活動を継続していきます。
7月からはこのままいけば、重機を使用しての大規模工事が始まってしまいます。3月から6月までの間、座り込みと共に高江の現状を広める事に力を注ぎたいと考えています。この激しい作業強行の間、全国から高江現地に駆けつけてくださった皆さま、各地で発信して下さった皆さま、本当にありがとうございました。これからも引き続き、どうか高江の動向に注視し、ご支援頂きますようよろしくお願いします。


(重機搬出後、イノシシが顔を出していました。)