1・16高江の状況

高江イイトコ

2011年01月16日 19:11

1月13日(木)真部局長が高江現場視察に来ました。
それから、14日(金)、15日(土)16日(日)と今現在、動きはありません。監視活動を続けています。

13日、真部局長の目にも実際現場を見て、詳細な説明を受けて、米軍ヘリが民間地上空であり得ないホバリング(低空停止)をしたことが明らかになり、米軍が「通常訓練をしていた」という回答が、偽りだった事を思い知ったと思います。
しかし、米軍に再確認するとのことで、局長の見解、対応を先延ばしにしたため、再度局長との面会が予定されています。

また、沖縄防衛局が22日早朝、100名以上もの大挙で押し寄せ強行設置したフェンスが、米軍提供区域と県道上の境目にあります。県道として廃止手続きがされていないため、県道としても存在し、共有区域として存在する道路に国家機関が勝手に道路封鎖し、県民の通行を排除して、県民が反対する米軍基地建設を強行しています。このことに対して、真部局長は「道路の法的性格は調査中」と回答しました。国家機関が調査中といって、法的にも明らかにできない道路を封鎖する事は、重大な犯罪行為ではないでしょうか。調査が明らかになるまで、フェンスは撤去すべきではないでしょうか。この点もうやむやにしてななりません。再面会の時に追及していきます。

高江現地では、何度か今後の行動・対応について協議してますが、
防衛局が定める通り、3月から6月いっぱいまではノグチゲラの繁殖期間にあたるため、工事はやらないとみて、
この1月、2月いっぱいが厳しくなるとみています。
みなさま、つなげて、広げる活動、そして、現地への支援行動もよろしくお願いします。

↓の動画は、2008年2月、高江住民たちによる防衛省への要請行動です。
赤嶺政賢衆議院議員、照屋寛徳衆議院議員、山内徳信参議院議員の同伴のもと、防衛省のヘリパッド工事担当者は3月から6月までは、工事以外に測量も環境調査も一切やらないことを明言しています。皆で確認しましょう。