今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2016年04月20日

4/14~16東京要請行動の報告

4/14~16東京要請行動の報告
報告が遅れてすみませんでした。
4/14~16、「やんばるの森にオスプレイパッドいらない!本当の世界自然遺産登録をめざそう。」と題して3日間の東京要請を行いました。沖縄からは8名の参加でした。
1日目は国会議員会館で議員回り。
2日目は院内集会(70名の参加)。その後、環境省自然環境局の方に要望書と質問書を手渡し、質疑応答となりました。こちらの訴えについての反応は、驚くほど消極的なものでしたが、貴重な一歩として、また今後に繋げていきたいと思っています。
3日目は文京区民センターにて一般集会。お陰さまで満員に!260名の方々が集まってくださいました。
印象としては、島ぐるみ会議(東・大宜味・国頭)の参加により、幅広く、力強い要請になったと思います。アキノ隊員は映像を通して、生き生きとしたやんばるの生き物達を紹介してくれました。
花輪さんはじめ、辺野古・高江を守ろうNGOネットワークその他沢山の方々に大変お世話になりました。
お陰様で、国会議員をはじめ、沢山の方々に登録に関する問題を伝えることができました。そして改めて、オスプレイパッド建設の中止と生物多様性の宝庫・県民の水源地にある北部訓練場の全面返還を訴えることができました。
ありがとうございました。

下記は4.16集会の宣言文です。

4.16市民のつどい 集会宣言
沖縄やんばるの森に米軍オスプレイパッドはいらない!
-本当の世界自然遺産をめざそう-

 沖縄島北部の東村、大宜味村、国頭村に広がる「やんばるの森」は、地域社会と住民生活の基盤であり、島の水源地として大きな役割を果たしています。また、森は生物多様性に富み、地球上でこの森にのみ生育・生息する固有種、固有亜種が少なくありません。
 しかし、やんばるの森の東半分は、米国海兵隊のジャングル戦闘訓練センターになっています。1996年のSACO合意により、訓練場の北半分は返還される予定ですが、東村高江の集落を取り囲むように、6か所のオスプレイ用ヘリパッドを建設することが交換条件とされています。
 政府は、高江の住民や支援者の強い反対運動にもかかわらず、ヘリパッド建設を強行し2か所を造成しました。これらは、大きな騒音、低周波音と高熱の排気ガスをまき散らすオスプレイの訓練に使われています。しかし、残り4か所は、座り込みなどの非暴力直接行動によって阻止されています。
 一方、政府は、やんばる国立公園の指定と世界自然遺産への登録を計画しています。しかし、その範囲は、広大な米軍基地が除外されるなど、狭い範囲にとどまっています。このような指定と登録は、ヘリパッド建設の継続、米軍基地の固定化につながります。将来、基地の北半分が返還されたとしても、本質的には沖縄の負担軽減にはならず、従来のアメとムチの政策が繰り返されるだけです。指定・登録とヘリパッド建設・基地の固定化をリンクさせるべきではありません。

 以上のことから、私たちは、日本政府に対して、以下のことを要求します。

1. 沖縄県東村、国頭村での6か所の米軍オスプレイ用ヘリパッド建設を中止すること。
2. 米国海兵隊北部訓練場(ジャングル戦闘訓練センター)の全面返還を早急に実現すること。
3. まず、上記1と2を実現し、その後に、自然保護と地域振興に実効性のある国立公園指定、世界自然遺産登録を行うこと。

2016年4月16日 東京都文京区にて 集会参加者一同

Posted by 高江イイトコ at 13:18