今日も高江では座り込みが続いています。引き続き、ご支援ご協力を、よろしくお願いします。
詳しくは以下をダウンロードして参考にして下さい。

Voice of TAKAE(2018年6月改訂版/) 高江で起こっていることを知るためのガイドパンフレット
Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2014年10月29日

ノグチゲラの訴え、上映会のバトン

ノグチゲラの訴え、上映会のバトン「ノグチゲラ衝突死4件/東村高江、窓ガラスに/オスプレイ影響か」『琉球新報』2014年10月29日29面。
「やんばるの自然を歩む会代表の玉城長生さんは「異常だ。寒くなってくるこの時季、ノグチゲラは谷底や森の奥にいる。森の中で生活環境をかく乱することがあったはず。ヘリパッド工事の影響の可能性もある」と指摘した」。

 琉球新報は「国の特別天然記念物ノグチゲラ」と紹介しています。琉球大学の風樹館の説明はここから。特別天然記念物(参考:wikipedia)に指定されている動物は21種、そのうちのひとつ、ということです。また、このように紹介することで、辺野古のジュゴン訴訟に関連付けて考えるよう促してくれています。米軍は2008年米サンフランシスコ地裁で、辺野古のジュゴン(日本の天然記念物)について「米国文化財保護法(NHPA)」違反を指摘されていて措置を命令されているのです。米国の国内法が、たとえ外国での軍の駐留であろうとも、その国の文化財の破壊を許さないということです。日本の文化財指定の枠組みのなかでいっそう指定水準の高いノグチゲラの激突死による訴えかけを、生態系への深刻な影響と見て、緊急の対応が求められるのではないでしょうか。


ノグチゲラの訴え、上映会のバトン「動物たちよなぜ/ノグチゲラ窓に衝突/高江今年に入り4羽死ぬ」『沖縄タイムス』2014年10月29日30面。
「村ノグチゲラ保護監視員の中村保さんは「40年近く観察してきたが、短期間で4羽も死ぬのは初めて。環境の変化と言えばオスプレイの飛来しか考えられず、重低音でパニックを起こしているのかもしれない。異常事態と捉えている」と話した。・・・小中学校上空は日常的に米軍機が飛来しており、オスプレイの重低音で教室の窓が1分間にわたって振動することもあるという」。

 タイムスの報道では「国内希少野生動物種に指定されているノグチゲラ」と説明しています。国内希少野生動物種については、環境省自然環境局の「種の保存法の解説」サイトに詳しく説明されています。貴重な生物の保護を別の角度から説明した言い方です。沖縄のノグチゲラやジュゴンの保護について、日米政府はすでに世界自然保護会議(IUCN)から繰り返し勧告を受けています。

記事、もうひとつ。
「高江の苦悩米で訴え/市民グループ『標的の村』を上映」『沖縄タイムス』2014年10月29日30面。
 平安名純代記者の報告です。上映を計画して下さったABLEのレイチェル・クラークさん「沖縄の米軍基地の存在がどれほど沖縄の人たちの人権を蹂躙し、精神的、肉体的に深く傷つけてきたかを米国人にきちんと歴史を追いながら理解してもらいたい」との発言が紹介されています。



ノグチゲラの訴え、上映会のバトン

「『標的の村』上映へ/来月2日沖縄市母親ら呼び掛け」『沖縄タイムス』2014年10月29日24面。
 沖縄県内で、高江について知らせる上映会のバトンが手渡されているとの報道です。「考え方の違う人も誘いたい」との工夫が紹介されていました。

11月2日、沖縄市安慶田くすぬち平和文化会館にて
(1)10:30-[託児アリ](2)14:30-[託児アリ](3)18:00-
要予約、無料
問い合わせ 070-5497-5541(島袋さん)

 アメリカでも沖縄県内でも「高江は遠い」とは、物理的に測る距離だけを言っているのではないのでしょう。北部で起こっていることを、身近な自分の問題に引き寄せる切っ掛け、窓は沢山開いているのがよいなと思います。
その次はスクリーンを介さず、高江に出会いに来て下さい。
そうして、浦添市でも沖縄市でも自然の問題、水の問題として、地元自治体の問題に採り上げて下さるよう働きかけて下さいね。
どうぞ宜しくお願いします。



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Posted by 高江イイトコ at 16:04 │メディア掲載