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Voice of Takae (English ver.)(886KB):Voice of Takae英語版 ( on Jan. 16, 2014)
「やんばるの森にヘリパッドはいらない」(WWFジャパン共同発行)
No Military Helipads in Yanbaru Forest(WWFジャパン共同発行英語版)
高江プラカード印刷用デザイン集(印刷して使ってね)
高江カラーパンフ(日本語)
TAKAE color flyer(English)

2012年09月12日

控訴審始まりました。報道から。

控訴審始まりました。報道から。「国提訴の不当性主張/高裁那覇支部高江訴訟住民側」『沖縄タイムス』2012年9月12日27面。

「裁判所、提訴根拠に疑問/国の不備指摘釈明要求」『沖縄タイムス』2012年9月12日27面。
高江ヘリパッドの控訴審で、福岡高裁那覇支部は11日までに、国が提訴した法的根拠などに疑問を呈し、国に根拠を主張するよう求めた。
 提訴の根本要素である法的根拠の不備を裁判所が指摘した格好。住民側弁護団は一定評価し、「そもそも国の請求は法的に成り立たず、住民弾圧を目的とした提訴の不当性は明らかだ」と批判した。
 裁判所が国に求めた釈明事項では、提訴したのは人間ではない「国」という抽象的な存在だと前置き。その国が「通行」するのを「物理的な方法」で妨害するのは不可能ではないかとの疑問を示し、見解を求めている。
 裁判所は工事現場にいる沖縄防衛局職員を国の一部と考える余地はあっても、請負業者の従業員はそう理解しがたいとしている。
 また、国は今回、私的権利である土地の所有権に基づき通行妨害の禁止を求めて提訴した。
 しかし裁判所は、国が妨害を主張する県管理道では「道路法上は道路の敷地に私権を行使できない」として、国に請求の法的根拠を求めている。
 そのほか、国が妨害を主張する進入路以外で通れる進入路があれば「国に訴える利益(資格)はないとも考えられる」と指摘した。
 裁判所の釈明要求に対し、国側の指定代理人は11日の口頭弁論で、11月12日までに回答すると答えた。



控訴審始まりました。報道から。「『一審判決は不当』高江ヘリパッド控訴審第1回弁論住民側が陳述」『琉球新報』2012年9月12日26面。
 一審で通行妨害禁止命令を受けた住民の伊佐真次さん(50)が意見陳述し、オスプレイ配備に向けてヘリパッド建設工事が進む現状を訴え、一審判決は「座り込みという活動をしなければならないことに触れていない」と批判した。
 弁護団は全国で住民運動をめぐる住民と自治体との裁判の判例を挙げ、伊佐さんには一審判決が指摘する正当な表現活動を超える違法性はないと主張した。
[中略]
 伊佐さんとともに国に訴えられ、一審判決で国の訴えが棄却された安次嶺現達さん(53)は「国が住民を通行妨害で訴えた裁判はオスプレイ配備を隠すためのまやかしだ」と批判した。
 伊佐さんは「国はすぐにでも裁判を取りやめるべきだ。僕らはヘリパッドはいらないと訴えているのに、通行妨害で国が訴えることは意味が判らない。嫌がらせ裁判だ」と訴えた。



控訴審始まりました。報道から。[9月13日追記]
「提訴の法的根拠高裁、国に求める/高江ヘリパッド訴訟」『琉球新報』2012年9月13日27面。
今日の新報で追加記事として、裁判所が国に法的根拠を求めたことが掲載されていましたので、こちらの投稿に追記します。タイムスは上に紹介した12日の記事でまとめて報道しています。法廷という場だから、民事裁判だから出てくるテクニカルな争点のようです。

1.「国」は姿形がないから物理的に妨害できないんじゃないの?
2.「国」は県道についてどうこう言う権利あるの?
3.「国」はどうしてもそこを通らなければ工事ができなかったの?

簡単にまとめるとこういうことを問いただしていると思われます。1.は異論噴出した「表現の自由の範囲を超えた物理的妨害」という一審の判断を左右するでしょう。2.も一審で争点とされた所有権の解釈に関わるところ。さらに防衛政策=国策と県民の生活を守る県行政との間の在り方を、今後、俎上に上せることになるかも知れません。3.は、まさに、最近の報道で唖然とさせられた点、つまりメインゲートを使って資材が運ばれ工事が進んでいるのではないか、ということに関わる重大な点だと思いました。[以上、9月13日追記]


控訴審始まりました。報道から。「高江ヘリパッド裁判 「表現の自由」めぐる控訴審始まる」QABステーションQ2012年9月11日 17時37分。
住民らは判決を不服として控訴すると共に、国の裁判の目的は住民運動の萎縮であり、訴えそのものが不当だと主張しています。
高江にすむ森岡さんは「私も初めのうちは仮処分という中の13人に入っていて、仮処分が却下されて自分は裁判から離れました。その時、やはり自分は『ほっ』としました。生活を普通にしながら裁判に訴えられるというのはどういうことかというのは、やはり自分が訴えられた人じゃないとわからないと思います。伊佐さんに一日でも早く平和で普通の生活をしてもらいたいと思います」と話します。
11日の控訴審で国に訴えられた伊佐さんは「国は私を妨害者扱いするが、なぜ座り込まなければならなかったかを審理してほしい」と訴えました。
次回裁判は11月20日に開かれる予定です。



原告「表現の自由の範囲で違法性ない」OTVニュース2012年9月11日。
「高江通行妨害禁止裁判控訴審第1回口頭弁論」RBCザ・ニュース2012年9月11日
「高江ヘリパッド控訴審はじまる」NHK沖縄


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Posted by 高江イイトコ at 10:33│Comments(0)高江SLAPP裁判メディア掲載
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